父による母の介護 | blue_coppeの這い上がり日記

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登場人物

ASD疑いの夫、宇宙人(こどもの緊急事態も気分で放置)
ADHDの小4不登校長男
負けず嫌いこども園二号年長次男
口を開けば悪口の父
レビー小体認知症の母(要介護3)

障害者通所施設週5パートのわたし

平日は登校しぶり息子と戦い
職場に滑り込み夜は寝ない兄弟に
無駄吼えする私なので

週末のみ、夫が遅番や夜勤でないときは
実家に泊まりにきて、
夜中も母の介護をする父のヘルプに行く。

昨日に引き続き、今夜も実家に来ている。

私も、福祉の仕事をしながらも
高齢者介護は素人である。

父は短気でこだわりが強い。
父は私をお前しか頼れない相談できないと
信用してくれているが、
そんな私のアドバイスも
父のこだわりを崩すのは難しい。

思うように動かないと
母に届くかわからないような指示出し
すぐイライラする。
悲しくなる。

私が買って渡した下着を着せず
母はいつも襟元から下着がのぞく服装で
デイに通っている。

悲しい。
でも全部私がやる!とは言えない。
父も毎日毎日、とても頑張ってくれている。

今朝、自宅へ帰宅して
こどもたちの予定までの時間
少し休もうと寝ていると
私の自宅近所に畑仕事に来た父が
玄関から声をかける。

ごめん勘弁してくれ。
私の出来る精一杯をしているのだから
あとはもう放っておいてほしい。

メールも、返信不要なような
話を送ってくれることがある。
返信しないでいると
更に受信確認のメールが着たり
電話が来たりする。

私のケータイ乗り換えにより
メアドが死んだので
SMSを教えた。
ラインはたぶん複雑で
77の父には厳しいだろう。

我が家のオーナーは父であり
心配してくれてのことだが
雑草だのなんだの気づいてくれる。
でも放っておいてほしい。
だって、私以外に我が家に
家の手入れや家事をする人がいない。

その、悪口もやめてほしい。
余計に疲れるから。

私が元気なときにやるから。
今は体力を回復させて。

そんな父も77になった。
もう、車で遠出をするのはやめるようだ。
うん、そうした方がよい。

私も体力や財力があれば
本来ならもっと手を貸すべきなのに。
なかなかそうはいかない。

何年前からだろう。
私は、人としての悦びを他人のもの
ととらえている。
様々な悦びとともにある、
まだ「生きている」人と関わると
とても疲れたりする。

いろんなことがつらくならないように
やっとここまでいろんなことを
あきらめて生きている。

だから、余計な欲を思い出したくない
意識したくない。

だから、あまり人と会いたくない。
会えば私は普通に楽しく過ごすだろう。
けど、きっと、他人に知られたくない
ダメージも受けることになるだろう。

そっと、しておいてほしい。
みんなにとっての裏方で
みんなの手が足りない部分
そこに充てて貰えたら最高。


頑張って!
が毒であることは有名だ。

私は、無理しないでね!
も実は大嫌いだ。

無理しないと生きていけないのに
そう言われるととてもモヤる。

無理しない状況とは?

誰かのために動かないこと?
自分が空回りするほど頑張らなくて
いいってこと?

でも私が動かなければ
何一つ立ち行かない我が家族。
動かないことがストレスからの
解放にはならない。

それもまた、心に無理が掛かるのだ。

一番の無理しない状況づくりは
そう言ってくれる人と
会わないことかもしれない
今の私は、そう、感じている。


片づかない部屋を片づけていると
コンサータを数粒発見。
長男に飲んだ振りされていたんだ。
通りで調子悪いわけだよね、今月。
病院のように口に放り込まねば駄目か。

今日も酷かった。
二週間前から藪に入ってしまった
サッカーボールは私に報告なく
放置していた。

そして、身支度もできない。
夫もこどもたちも、
自分のやりたいことしかしない。

私一人が家を回し、
ぐったり疲れて時々倒れ込んで寝る。

ひとつよかったことは、
次男の喘息が落ち着いていて
吸入薬をストップすることになったことだ。

よい話題で終わるとしよう。