2022年の10月17日〜あれから、ちょうど10年〜 | 青き豹の戯言

青き豹の戯言

アメリカ屈指のLGBTフレンドリーな街、オレゴン州ポートランドで修行を積んだ、LGBTQ+支援活動家、兼、芸術テロリスト見習い(笑)のBlue Leopardです!ここにLGBTQ+のこと、自分の描いている二次創作"Endless Chain"のこと、などなど色々書いていきます。

今年も“Blue Leopardとしての誕生日”の10月17日を迎えました。
今年は、あの男からハラスメントをされた日から、ちょうど10年でした。

今年は仕事があったので、いつものように仕事にいきました。実は数日前に、大好きなベルばらの50周年記念展に行ってはしゃぎすぎたので、今日はちょっと充電モードですごしていました(笑)

それでも、ベルばら展で買った、ブーケ型の美味しい薔薇のチョコレートを食べて、ささやかに10年頑張って生きてこられたことを、ささやかにお祝いしました。そして今日1日、仕事は少々ハードでしたが、全体的には平和に穏やかに微笑んで過ごすことが出来ましたクローバー



改めて、10年前からこれまで、私を支えてきてくれた人たちに、心から感謝をしました花束



あの日から10年がたった今も、
友達と悲しくて悔しくて泣き崩れた時のこと、
泣き腫らした私達が留学生協会のミーティングに入ってくる姿を見て、心配するより先にクスクスと笑って”Be strong!”と言ってきた、あの職員を見て、違和感を覚えた時のことなど、
昨日のことのように鮮明に覚えています。

今でもあのサイテーな男やあのバカな職員を許すことはできません。
ですが、あの頃の若い私と友達に、ひとつだけ伝えたいことがあります。それは、
バカは相手にしちゃダメ‼︎
ということです。


悲しくて、悔しくて、このまま済ませるなんて絶対に許せなくて…
だから思い知らせてやりたい。謝らせたい!

その気持ちは、とてもよくわかります。
けれど、それで、あっさりと反省してくれる、謝ってきてくれる人なら、あの男だって女性にそんな酷い扱いはして来ないと思うのです…

友達だと思って、一緒にパーティーで遊んでいる時は、その笑顔で良い人に見えても、
実はビックリするようなクズだったってこと。ネジが外れた人間だったこと…
そういうことは、この広い世界でよくある話です。

他人を変えるのは、プロのカウンセラーでも難しいこと。だから、悔しい気持ちを無理に忘れなくて良いから、そんなネジの外れた人間の為に、いくらこちらが必死に訴えても響かない人間に、
あなた達の限られた時間を費やさないで欲しい。

あの男やあの職員のことは、「自分はそんな人間になっちゃいけないぞ!」という悪いお手本にして、自分を大切にしてくれる大切な人と優しい時間を過ごして微笑んだり、ボランティアをしたりして、人に優しくすることにフォーカスして欲しい。

10年前の私と友達に伝えることができるなら、そう伝えたいと思います。


ついでに、あの男やあの職員の近況は、というと。私も、今はわかりません。もう、あまり興味もありません。

ただ、あのふたりとの事があったから、学べた大切な事は沢山あると、今は思えます。

しし座Blue Leopard流れ星