小笠原陸域ガイド更新講習・0301 | オーシャン&フィールドガイド ブルーレース 小笠原の写真日記2

オーシャン&フィールドガイド ブルーレース 小笠原の写真日記2

小笠原諸島父島在住、ドルフィンスイム、ホエールウオッチング、スキンダイビングなどエコツアーを開催☆ また植物、森山、ナイトアー、 戦跡ツアーなど小笠原をトータルにご案内! イルカ、クジラ、素潜りの大好きな『のぶ太』が小笠原をご紹介いたします!

   いつも見に来ていただいてありがとうございます!
   のぶ太@小笠原が父島よりお届けいたしますブタさん犬





 3月1日 


今日の天気は曇り、最低気温16.4度、最高気温21.0度ほど・・・、

本日は小笠原陸域ガイド更新講習を受講してきました。

午前中は座学、研究者による『水域の生き物』についての講義を受けました。







なかでもメインとなったのはオガサワラベニシオマネキ(固有種)という感潮域に住むカニです。







午後は清瀬川に実物を観察しに行きました。

川岸の歩道からフィールドスコープや双眼鏡を使って探します。







川の土手部分から水際にある穴がオガサワラベニシオマネキやミナミアシハラガニの巣穴です。

川に下りて探そうとしても巣穴に入ってしまって見えませんから歩道からの観察がベストです。








(ただ今日は気温が低いせいか
オガサワラベニシオマネキは巣穴から出てきませんでした)

その後、川に下りて河口域へ・・・、








タマキビの仲間やカニを観察しました。







特にこちらのヒライソモドキはヒライソガニに似ていますが小笠原にしかいない固有種で、
ヒライソガニは感潮域にしか住めないのに対して淡水域まで生息しているそうです。







また河口部から100mほど上流ではコテラヒメヌマエビやトゲナシヌマエビなど淡水エビが見られます。







またフネアマガイという川から海へ出て再び川に上がる貝もいます。







集落の中を流れる清瀬川という身近な川で普段目にし辛い生き物を研究者による解説付きで
観察できて良い勉強になりました。特に川の上流、中流、下流、感潮域、干潟、そして大洋へという生き物の広がりと固有種化という点が面白かったです。
(チカコさん上のコメントアンケートに付け足して下さい笑)

有意義な更新講習でした!






夕方、まだ荒れている海を見にウェザーへ上がりました。

昨日や今朝に比べて風は落ち着いてきましたが西からのウネリが大きく岸近くは波浪で白くなっています。







明日は入港日、海が静まってくれるのを祈ります。







そして今夜は北風が冷たいですが、そんな夜こそ『ペペランド』のお世話がかかせません。

最低気温が18度を切るとぺぺ菌の活性が下がるので加温の必要があります。

お世話の甲斐あって今夜も良いぺぺ光ってますw


今日は島的には寒い日でしたが雨にも降られることなくフィールド実習も行えて良かったです。
研究者から最新の情報を聞くという講習はこれからの更新講習として最も適していると思いました。(このコメントもアンケートに付け足してください笑)






  facebookやってます。内藤文伸 で検索してみてね!
  友達申請を希望される方は一言メッセージを添えて下さいね。
ブタさん






  ツアー内容・ご予約方法についてはブルーレースのホームページ をご参照下さいませ♪



 お得なバリューパック『ブルーレースパック』 始めました!
 ドルフィンスイムや森山歩きを通し、自然との調和や一体感を感じていただけたら嬉しいです!
 





トリップアドバイザーに登録しました。
ツアーご利用いただいたお客様からの口コミをお待ちしています。
『ブルーレース オーシャン&フィールドガイド』と入れて検索してみて下さい。