セイバータイガー・RS | ゾイドバトルカード大辞典

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ゾイド第2期に発売していた「ゾイドバトルカードゲーム」のブログです。カードの掲載が終わったのでゾイド全般のブログと化しています。
ゾイドバトルカードゲームを初めて知る方はテーマ別記事→「ルール説明・補足」を見てから各カードを見て頂くといいと思います。

レイヴンの最初の専用機、セイバータイガーRSですね。

アニメ・漫画で登場していますがどちらも強力なライバル・・・というか明らかにバン&ジークより格上の存在として描かれています。

最後まで終始、会うたびにバン達を圧倒していましたが、アニメでは山頂での最終決戦でシールドライガーのEシールドに突撃しこじ開けようとした結果、機体が徐々に骨のようになり崩壊というトラウマシーンを製造。

漫画版ではバンの村を襲撃しましたが、ジーク(ダン・フライハイトのコマンドウルフ)のラグナレクファングで相討ちとなり完全に破壊されるというどちらも壮絶な最後を遂げています。

 

カードではアニメの強さを再現しており攻撃性能を引き上げたセイバータイガーというスペックです。

HP、WRは据え置きで配備Pが1つアップしているものの移動が上がっているため格闘を仕掛けやすくなっています。

 

また、特殊能力を会得しているのもノーマルとの大きな違いですね。

斜めの前方1マスにもそれぞれ格闘が仕掛けることが出来、真正面を含めて3ラインの場所へは格闘700の特殊攻撃を仕掛けられます。

反撃を受けない位置から、イベントカード「受け流し」の対象にならない特殊能力での攻撃が出来るということで、相手に嫌がられる優秀な能力と言えます。

 

ただ、17Pという配備PはセイバータイガーSS、ライトニングサイクスという同族がいて、地形適性の数や射程で上回るこの2機の方が優先して採用されやすいです。

本来は長所であるはずのWR4も特殊能力を使うため持て余しがちで、対戦で使うと爆薬カードをつけられてデメリットにすらなってしまうのが辛いところです。

 

パイロットはHPこそ増えませんがズイグナー・フォイヤーが非常に相性がいいです。原作再現となるレイヴン(コロコロ版)は使用OKなルールであれば移動がアップするため、そこそこ使いやすいですね。

 

総じて「使ってみると結構強い」んですが、実際のところ優秀すぎるシュバルツ仕様とサイクスに席を取られてしまった可哀想なカードです。

山が多いマップでは十分活躍が見込めるので起用してあげたいところですね。