「生きる意味って何だろう?」
考えたことがある人は多いと思います。
深刻には考えなくても、チラッと心によぎったことが
ある人は多いんじゃないかな?
「現実」は、厳しくて、残酷で、理不尽なものです。
納得できないことだらけ。思い通りにいかないことだらけ。
それでもそんな現実に折り合いをつけて生きていかなくてはなりません。
だけど、自分の現在にも将来にも希望を見出せず、
すべてを投げ出してしまいたくなることもあります。
そんなときに是非この本をお薦めします。
五木寛之さんのベストセラー随筆集です。
著者の五木寛之さんは、あれだけ大成された著名な作家でありながら、
弱者に寄り添った優しい文章を書かれているのが印象的でした。
90年代に出版されてからずっとロングセラーであることも
うなずける素晴らしい作品です。