過去に読んだ本その2~~池井戸潤著「七つの会議」 | 非正規独身女の読書日記ときどき手芸etc.

非正規独身女の読書日記ときどき手芸etc.

貧乏暇なし生活の合間に読書するのが生きがいです。面白くない本は最後まで読まないので、面白かった本の書評だけをブログにあげています。だから更新頻度は低いですが、ブログに挙げた本は、お薦めできるものばかりなので、読書好きの方は参考にしていただけると幸いです。

 またまた池井戸潤先生といえば、「七つの会議」もかなり面白かったです。

 何度か映像化もされているはず。

 小説の舞台は製造業だけど、前回紹介した「シャイロックの子供たち」と同様に連作短編集の形式で、全編を通して大きな謎が解けていくといった構成です。

 「七つの会議」も、「シャイロックの子供たち」と甲乙つけがたい傑作だと思う。

 池井戸潤先生の小説を読んでいつも思うのは、「サラリーマンって大変だな」っていうこと。

 池井戸先生の小説が、世間に受け入れられているのは、世の中の人が共感できる要素がたくさん詰まっているからだと思う。