またまた池井戸潤先生といえば、「七つの会議」もかなり面白かったです。
何度か映像化もされているはず。
小説の舞台は製造業だけど、前回紹介した「シャイロックの子供たち」と同様に連作短編集の形式で、全編を通して大きな謎が解けていくといった構成です。
「七つの会議」も、「シャイロックの子供たち」と甲乙つけがたい傑作だと思う。
池井戸潤先生の小説を読んでいつも思うのは、「サラリーマンって大変だな」っていうこと。
池井戸先生の小説が、世間に受け入れられているのは、世の中の人が共感できる要素がたくさん詰まっているからだと思う。