確定申告の時期だが、いつにも増してやる気が起きない
国会議員のキックバック問題を聞いてたら、馬鹿馬鹿しくなってしまった。
キックバックの不記載金額が4000万円超じゃなければ立件されない理不尽さも納得いかないが
そもそも使徒不明で何に使ったかもわからない所得に対して、なんで税金を納めさせないのだろう。
政治収支報告書に棒線引いて“使途不明”って訂正すれば、法的に問題がないという理屈も理解できない。法律自体に問題がありすぎる。
そんな中、キックバック不記載と特定宗教と結びついてた自民党議員を合計すると所属議員の3分の2だという報道を耳にした。
調べてみた。
特定宗教との結びつきがある議員 179人
キックバック不記載議員 82人
合計 261人
376人が総数だそうだから、なんと69.4%。
重複してる議員もいるだろうから正確に3分の2とは言い切れないが、いずれにしても尋常ではない濃度だ。
あまりの濃度に絶句した。
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ということで、
最近共感した、元外務大臣田中真紀子さんのこの国に政治に対する発言(昨年12月)を引用させていただく。
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“自民党けしからんし、嫌だと思ってるけど
野党が育ってないし、どうも信用できないから
結局投票するとなれば自民党に投票する。
そうじゃなかったら
(投票しないんだったら)
棄権しちゃうと
(みなさん考えてるようだ)
で、わたしが申し上げたいことは
いやでも野党に投票するしかない。
(んですよ)
それでも三ヶ月で潰れる(政権が)かもしれない。
前回もそうだったし、
何年も持たないで、ぐるぐるぐるぐる変わるかもしれない。
でも、そうやってね
有権者が政治家を鍛える、
政党を作る
そういう努力を
有権者が投票によって示すと
だんだん成長して
最終的にはイギリスのような
政権交代の二大政党になっていくと思う。
それには何十年もかかると思いますよ。”
( )内はわたしが勝手に捕捉しました。
ちなみにアメリカの過去10人の大統領の所属政党は民主党4人共和党6人だった。
自分自身の経験則に照らし合わせてみても、会社にせよ、政治にせよ、およそ組織と言われるもので権力の集中が長く続くのは良くないと思う。
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いまの与党を応援したい人は応援し続ければいいとは思う。
もちろん、個人の自由だし。
でも、法律を作る立法府の国会議員にこれだけ遵法意識が欠落しているのだから
このまま行けば、この国はほんとに滅ぶ気がする。(もう半分滅んでるような気もするけど)
それでもいいのかな。
質問しても“回答を控える”の一点張りで何の説明もしないし
悪いことは全部秘書のせい。
領収書は100円単位でいいとか言ってる。
民主主義や国民感情からおよそかけ離れた彼らの一体どこに、この国の政治を任せられる資質があるのだろう。
頭の中は自分のことで一杯で、国難が起こったら、国民をほっぽり出して真っ先に逃げ出しそうな気がするのはわたしだけだろうか?
説明責任も一切果たさず、国会で嘘を何百回も平気でつく誠意のない人たちは、最終的にフォローしてくれる人々に対しても期待を大きく裏切るような気がしてならないのだが。
とにかく選挙に行って、“NO”を意志表示するしかない。
みなさんはどう思いますか??
オシマイ。