今日は、大好きな秋山晶さんの40年前の広告を。


“キューピーマヨネーズ・アメリカン“ 1981
コピー 秋山晶

今流れてる、サッポロ黒ラベルのコピー、“丸くなるな、星になれ。”も良いけれど

80年代の秋山さんの広告は、とにかくカッコ良くて、ストーリーがあった。

そして秋山さんの雑誌広告は、男性誌よりも女性誌に良く掲載されていた印象がある。
まだ、料理を作るのは女性、という時代性だったからかも知れない。

時々雑誌広告を目にすると、流行歌じゃないけど、ハッとして、グッときた。笑

“シンプルな食べものが好きだ。
サンドイッチとサラダ。ピクルス。
一杯のアイスウォーター。

おいしいというだけではなく、わたしの感覚にも合っている。

自然を身体にとり入れた、という気がするし、軽さが心地よい。”


あのころ、秋山さんのTVCMに夢中になって、テレビにかじりついてた自分を思い出す。


嘘じゃなく、あのころは、好きなコマーシャルを愉しみにチャンネルを回していたのだ。


広告に、まだ“ストーリー”があったころ。




雑誌が廃刊になっても、素晴らしい広告は古びない。


そして、こころにまかれた種は生き続ける。


おしまい。