今日は久しぶりに羽根木の森を。

んで、ちょこっと、村上春樹さんとのコラボを。


残暑も終わり、次第に秋が深まり、

町を取り囲む山々が様々な色合いの紅葉に美しく彩られた。


休みの日には私は一人で山道を散策し、自然の描く鮮やかな美術を満喫した。


そうするうちにやがて避けがたく、冬の予感が周囲に漂い始めた。


山間の秋は短いのだ。



「ほどなく雪が降り始めるでしょう」、


子易さんは帰り際に窓の前に立ち、雲の動きを仔細に観察しながらそう言った。”


「街とその不確かな壁」村上春樹 P.255から



街の森にも四季はめぐる。

おしまい。