今日は高校大学時代の雑誌の思い出話をくだらなくダラダラと語ります。
ご興味ない方あいすみません。スルーしてくださいね。
1985年12月10日号
マガジンハウス
大学生の時、美容師のお兄さんにこの号を見せたときのことを良く憶えている。
「凄いねェ、今回のヘア特集号は・・・」
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美容室なるものに初めて足を踏み入れたのは高2のとき。
小心者なので原宿や青山の錚々たる場所は気後れしてしまい、地元の美容室だった。
後日聞いたら、まだ売れない頃の徳永英明さんが常連さんで、最初は自転車、次は国産車、最後はベンツで通ってくるようになったとか。
お会いしたかった。
自分の髪をカットしてくれてたのは、広島から来た、理髪店の跡取りの優しいお兄さんだった。
体育会の連帯責任なるもので坊主になることもあり、なんとかお洒落な(笑)坊主ヘアにできないか、お兄さんと相談したり、人気アイドルの話をしたり。
スタッフの方々はみんな自分より少し歳上の気のいいお兄さんたちばかりで、行くたびに馬鹿話をして盛り上がった。
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高校、大学、そして就職してからも、約20年近く通ったそのお店も、オーナーが店を畳み伊豆高原に転居してしまい、今は跡形もない。
“大勢の若者たちを住み込みで修行させるエネルギーが自分たち夫婦になくなってきた。”
と、最後に話されていたことを思い出す。
最後にカットしてもらったのは、自身の結婚式のためだった。
雑誌を開いて、“あー、カットのお願いがすごくしやすそう”と喜んだもんだ。
それはどこかカラフルでポップな多様な音楽が、世界中で爆発していた80年代の時代性とリンクしてた様な気がする。
“デップとムースを激しく使ってたころ“
渋オジオーナーや、カットしてくれたお兄さんたちは、お元気だろうか。
お世話になりました。
おしまい。