今日は久しぶりに50年代のファッション雑誌から、お気に入りの挿絵をご紹介します。


シニアのたわごとを繰り返すのも、意味がないけど、自分が雑誌の挿絵をアートのカテゴリに入れているのには、意味がある。


だって、ほんとに

アート、だから。


って、いうか、今、こんな雑誌イラスト描ける、画力のあるイラストレーターっているんだろうか。


1958年11月号 マッコールズ

フレドリック・バラディ


いまの雑誌の表紙やページを開いてみて、どれだけこころを揺り動かされる絵があるだろう。

とも思う。


挿絵だけではない、ページ全体のエディトリアルデザインが本当にカッコいい。


すごく残念なのは、

こうしたイラストレーターたちの見事な挿絵は、よほど著名でない限り、展覧会も開かれなければ、画集のようなものもほとんど存在しないことだ。


1958年11月号 マッコールズ

アル・パーカー  


ぼろぼろになった60年以上前の雑誌にも、宝物は眠っている。

とオジサンは思う。


オシマイ。