いつも訪問いただきありがとうございます。今日はおとといの続きで、1963年のロフィシャルから好きなショットをご紹介します。
わたしは物を作ってるひとの人生について書かれているものを読むのが好きです。
作り手のことがわかると作ってるものに対する見方が深まるじゃないですか。
それがとっても楽しい。
そこからフランスでドンドン認められるようになっていくのだけど、60年代のフランスのファッションシーンが描かれていてとっても面白いんです。
昨日は1968年のパリの5月革命について書かれてました。
民主化を求める学生と警察が衝突して、大規模なゼネストに発展。交通機関は全面運休し、ガソリンスタンドも閉鎖され、通りにはヒッチハイクで通勤する人の長い列ができていたのです。
「私は政治論争やイデオロギーにはあまり興味がない典型的なノンポリ人間である。」
「モードの重心は富裕層向けのオートクチュール(高級注文服)から庶民向けのプレタポルテ(既製服)へとシフトする。」
「私のデザイナー人生にも決定的な影響を与えるが、そんな歴史の宿命など、当時の私にわかるはずもない。」
それとページレイアウトの斬新さ
昔のことがちょっとわかると、ちょっと楽しくないですか。ブルーグリーンブックスへぜひどうぞ。