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今日は、先日に続き50年代のアメリカ雑誌マッコールズから面白い広告についてレビューします。

50年代の雑誌広告を眺めていると、いまでも家庭で使われている商品がたくさんあり、あらためてこの時代の創造力に感心してしまいます。


マッコールズ1955年3月号
表紙の写真はなんとリチャード・アヴェドン!贅沢な感じ〜

で、最初のやつは地味目にこちら

なんだかわかりますか?


なーんと、マッチ箱のイラストなのですよ。
カウボーイ?たちがいい感じじゃないですか?「オハイオブルーチップ」という会社の広告なのですが、レトロな感じが逆に新鮮です。 会社名のタイポグラフィもマッチを模しててかわいらしいのです。

で、右側のマッチ箱をアップにすると・・

シュッシュいってる音が聞こえてきそうな感じです。

続きましては・・

サランラップ!
この商品を持ってない家庭はないですよね?

インスタントのランチボックス。確かに・・
発明のきっかけもそこから来てるようですよ

ダウケミカル社が発明したサランラップは、発明した技術者2人の妻の名前(サラ&アン)合体して作られたんだとか。

続いてこちら

クラフトのスライスチーズ。世界初のスライスチーズはクラフトが1950年に作ったそうですが、なーんとプロセスチーズもいまから100年前に世界で初めて開発したんだとか。すごい会社ですねぇ。


自動洗濯機。人形の服を洗いましょうか?
このイラストの感じが、古きよきアメリカの感じを映し出してますね。


現代生活の必需品は60年前には既にだいたいあったんですよね。

これなんか自動食器洗い機だもんね・・昭和30年に・・

こうやってみると、昔も意外と古くはない。
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