こんにちは。
ゴールデンウィーク初日の今日は晴天でとっても気持よいスタート
既に高速道路では渋滞が始まっているようです
普段はすれ違いが多くて、あまり話す機会すら持てなかった「家族」にとって
こういった大型連休、ホリデーって家族と向き合ういい時間ですよね。
そこで「家族」についてちょっと焦点をあててみようかなって思いました。
私の家族は6人家族と今の社会でいう所の「大家族」に当たります。
私は4人姉妹の長女、下に3人の妹がいます(1つ下の妹、5歳下に双子という構成)
小さい頃の両親へのイメージは常に「苛々している二人」これにつきます
私が幼稚園に通い始めてから母親がパートとして働くようになり
両親共働きの生活がスタート
小学校1、2年になると、母親が「社員」になった為に5つ下の妹を
保育園まで迎えにいくのが私達上二人の日課になっていました。
夕方まで外で遊んで家に帰り、両親の帰りを待つ、
「お腹すいたな~。」
そこへ帰ってきた母親、本来なら嬉しいはずなのですが・・・・・
いつも仕事から帰ってくると苛々しているのです

キッチンでは大きな音を立てながら、家事をしている母親
苛々

&無言で料理しているんです・・・・・。
妹達と顔を合わせて「また怒ってるね~・・・・。」
「威圧感」を感じるわけですよ
そこへ帰ってくる父親。
空気が張り詰めます
「更なる威圧感」を感じるわけです
私の父親は九州男児、頑固一徹、厳粛な人です。
とにかく曲がったことが嫌いなので、小さい時はかなり怒られました
「愛の鞭」ってのも随分経験しました・・。
ま~、二人はしょっちゅう喧嘩、言い合いしていました・・・・。
すると母親が私達に言うのです
「あっちの部屋に行って、寝なさい。子供には関係ない」
寝れるわけないんです、聞こえるんです、気になるんです。
で盗み聴き、見してしまうわけです・・・。
ま~怖いですよね・・・。 嫌ですよね・・・・。
たまに出掛ける家族旅行でも
つまらないことで喧嘩、黙る母親

、怒鳴る父親

。
それをただ見ている私達4人

。
旅行に行った記憶はあるものの
「楽しかった」という記憶よりもそんな両親の姿が印象に残っています。
何で仲良くできないものか

両親とはこんなものか
大人になるとはこんなものか

家族って何なんだ
何か困った事があっても親に相談する事もできませんでした。
「怒られる! ど~せ反対するに決まってる! 興味ないんだろうな」
って思い込んでいたので

。
真実を語り合ったら引き裂かれてしまうんではないか?
そんな恐怖心が
「仮面家族」を作りあげてしまったのかもしれません。
家族の一員が何を考え、何をしているのか知りませんでした
私の友達の多くが「将来、結婚したい!!!家族を持ちたい」
って言っているなか
「私は絶対に結婚したくない!!」って言っていました。
両親の姿をみていたからですね。
子供の頃の記憶とは本当に強力なものであり、人生を支配してしまう力をもって
います。
でもそれは本当の自分ではない。
9年間、日本を離れ、親、家族と離れた生活を送ることによって、それらが
ただ過去の自分の記憶によって作られたものだと気づけたんです。
近すぎると見えにくいんです。
しかし、ひとたび一緒の空間にいるとやはり「過去の記憶」に引き寄せられやすく
なります。
だから「距離感・スペース」と言うものは本当に大切なのですね。
人間は必ず自分のスペースが必要なんです。
そのスペースが無いと、物事を正しくみる事が出来ないんです。
家族は人間が一番最初に「人間関係」を学ぶ場。
親しき仲にも礼儀あり。
これは家族関係でとっても重要だなって最近本当に思います
最後までお付き合いいただきありがとうございます