こんばんはー。

青羽シナリオラボのリーダー 上坂です。

 

今を生きる若い物書きの子達に欠けているものって何かなーと考えてみたので、書き記しますね(*'ω'*)

 

今の若い物書きたちに大方共通しているのは、情報化が進んだ現代ゆえの高い感性にあると思っています。

 

つまり。
媒体問わず、良い作品に出逢える機会が多いため、染み付いた感性によって「こんな感じかな?」の要領でそこそこのモノを作ってしまいます。

しかしそこからが上手くいかない。


何故だかわからんが、自分より優れた作品ばかりで勝ち目がないと感じることが増えてくる。

 

この壁を超える答えは二つかなと。

要は「根気と叶えたい夢への情熱」。

 

これだけだと抽象的だと突っ込まれそうなので、具体的に言います。

 

つまり『ネタ探しに妥協せず、表現したい内容を詰めて詰めて詰め続けよう』ということです。

 

感性のアンテナを最大限に広げて、色んな場所を散歩する。
自分が今見ている光景を、あの人だったらこの人だったらと想像する。

 

イメージだけでは補完できない、
その場の空気、香り、風、土地柄、人間関係などを自分の足でインプットする。

 

テーマとして扱う内容への情報収集を妥協しない。
(たとえば心臓病をテーマとして。
患者や親族、関係者などの日々移ろいゆく気持ちをイメージだけで補完しない。
心臓病にまつわる病因、歴史、事件、病気の種類などの情報をしっかり集めて、作品に反映する)

 

以前にも仲間たちには話しましたが、ラノベの業界もついに読者レベルが上がって、純文学と同じように知識欲を刺激するような専門性のある作品が売れ始めました。

 

 

演出とキャラクター、奇抜な設定やネームバリューだけでは、人の心に残らない作品として扱われる時代になってきたなあと僕は思っています。