news every 

7月9日(火)放送

「羽生結弦伝えたい思い」

 

#羽生結弦"能登の今"取材】#newsevery.の
スペシャル・メッセンジャー
羽生さんが
石川県輪島市を訪問。

能登半島地震から半年、
人々の今の思いを聞きました。

「羽生結弦 伝えたい思い」
今月9日(火)に放送予定です。
※一部地域除く

放送後 #日テレNEWSNNN
公式YouTubeで配信予定です。 pic.twitter.com/nUzVt9Btrx

— news every. (@ntvnewsevery) July 3, 2024

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7月2日にNumberよりオーサーコーチのインタビューを

 

紹介したが2018年の日経新聞にも6年を振り返るインタビューがあった。

 

オーサーコーチはユヅルとハビエルという異なる個性の

 

選手を育てた経験を持つので今読み返すと改めて

 

羽生結弦の際立つ個性が浮かび上がってくる。


 

2018年ブライアンオーサーインタビュー

「歩み止めず、未知の領域」より

 

平昌五輪の男子フリー直前、談笑する羽生選手(右)とコーチのブライアン・オーサー氏(2月17日)

~それが羽生結弦という人なんだ~

 

フィギュアスケートの五輪王者が

現役を続けることはまれだ。

続けるにしても休養をとる。

しかし、結弦はソチ五輪後も歩みを止めなかった。

そんな選手は見たことがなく、

それ以降はコーチの僕にも未知の領域で手探りだった。

 

6年前に初めて会った時の結弦は

夢あふれる、スケートを愛する少年。

僕はほかの選手同様、

結弦に練習スケジュールを指示し、

基本的な訓練を徹底させた。

 

しかし、時とともに選手、そしてコーチとの関係も変わる。

ハビエル・フェルナンデスは今も常に、

僕らに(演技の)方向性や練習でアドバイスを求める。

 

一方、結弦は自分の考えがあり、

全てを自分でコントロールしたい。

あれこれ指図する必要がないタイプだ。

 

2017年秋、足首をケガした時も、

経過報告は随時受けたけれど、

メンタルトレーニング、治療は彼の責任でやっていた。

 

でも、ケガした直後、僕は一つだけ言った。

「世界最高得点での優勝は無理でも、

 五輪の連覇を目標にするなら間に合う。

 夏の時点で五輪に出られる状態まで

仕上がっていたから、

 短期間で戦える状態に戻るよ」と

         

それが結弦に希望を与えたと思う。

いつもは出遅れると、

埋め合わせようとしゃかりきになる結弦が、

周囲の意見を聞き、

ゆっくりと段階を踏んでいた。

 

彼を通じて、選手にはいろいろなタイプがいると、

改めて学んでいる。

 

コーチの仕事は、

選手たちがやりたいことができるツール、

スケートの基礎を与えることだって。

それを使って、

選手に個性を羽ばたかせてもらえればいい。

 

この6年で結弦には環境の変化もあった。

ソチ後、急激にスター、

僕には理解も及ばないようなレベルのスターになった。

 

多くの人、ファンの人生に影響を与えているし、

不可能な期待もたくさんかけられる。

 

そんなスターの立場を結弦は理解し、

責任も自覚している。神様が、

「スターという地位との付き合い方」

という才能も与えたんだと思う。

 

 

プレッシャーは相当だろう。

練習拠点のトロントでの結弦は常に「オン」の状態だ。
 

6月、神戸でのアイスショーのリハーサルで、

昔のように、他のスケーターとはしゃぐ姿を見てうれしかった。

「楽しい時間を過ごしているんだな」と。

今、結弦にそんな時間はほとんどないから。


疲れもあるだろうに、2018年3月末には現役続行を正式に告げてきた。

 

驚いたけれど、予感はあった。

 

彼は勝つことが好き。

スケートで競うことが彼の血に流れている。

それが羽生結弦という人なんだ。

 

 

 

~その後の進化~

このあとつまり五輪連覇後羽生選手はさらに成長していく

単に得点で勝つだけでは価値がないように思えてきたのだ

彼の目標は4回転アクセルへの挑戦へと絞られていく

そしてプロ転向後は演出も手掛けるクリエイターとしても進化し続けている

もちろん根底にあるのはアスリートの魂とアーティストの魂を共にもつ

フィギュアスケーターの理想の追求だ。

 

 

 

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