FASHIONSNAPさんのポスより
小浪次郎が羽生結弦を撮影、5月22日より
グッチ銀座 ギャラリーで 写真展が開催    

 

 

ところで低俗な週刊誌のメディアハラスメントにより

 

現在の彼のスケートを見る機会のない人々はその

 

アスリート&表現者としての素晴らしさを忘れていないかと

 

懸念し悔しく思う。そこで

 

羽生結弦のスケートの素晴らしさを知る

 

プロフェッショナルの声を届けたい。

 

羽生結弦のスケートを愛し

リスペクトした高山真さん

 

さて前回、宇都宮直子氏の全日本2020「天と地と」を見たシーンの言葉

「高山さん、あなたが愛した羽生はこんなにも綺麗です」

を紹介したがご存じない方もいらっしゃると思うので

この機会に少し紹介したい

羽生結弦は助走をしない に対する画像結果

高山さんとはフィギュアスケートの名著「羽生結弦は助走をしない」

の著者であり平昌五輪では会場で応援されていた。

今もきっと天国から彼のスケート道を見守っておられるに違いない。

そんな高山さんの平昌五輪SP「バラード1番」の感想を

紹介したい そこには

スケーターとしての素晴らしさだけでなく

人としての凄さへの敬意が込められている

「クリスタルが沸騰している」

          高山真

羽生結弦の金メダルに号泣しつつ願ったこと より 

 

web Sportiva より

 

2月の頭あたりから私は、江國香織さんの小説のタイトル

 

『号泣する準備はできていた』にからめて、

 

「号泣する準備はできています」

 と何度か言ってきました。

 

🔶2月16日のショートプログラムで、

  まず1度目の号泣を経験しました。

 

4回転サルコーのエントランスの なめらかなイーグル。

そのイーグルに合わせた、美しいピアノの低音。

ジャンプをパーフェクトに決めてみせるや、

 

着氷のトレースの延長線上に厳密に(しかし非常に自然に)

フリーレッグを置いていき、イーグルへ。

 

そしてそのイーグルは、エッジチェンジをしながら

スピードを上げていくのです……。

 

この時点で、私の涙腺は決壊していました。
 

トリプルアクセル前のステップの大きさ、なめらかさ。

そして、「トリプルアクセルを着氷した」

ということが信じられなくなるような、

着氷後のトランジション。

 

着氷した足で、スピード豊かで

複雑なエッジワークを永遠に刻めるのでは……と

思ってしまうほどでした。


 

大きなターンから入る、4回転トウ+3回転トウのコンビネーション。

 

3回転トウの両手タノのクオリティは、

オータムクラシックのときよりも

私にとっては印象的でした。


 

ステップシークエンスの非常にクリアな足さばき。

そのクリアさと、

ふれたら焼け焦げてしまいそうなパッションが

同居しています。

 

非常にあいまいな表現かもしれませんが、
「クリスタルが沸騰している」 

というイメージすら持ちました。


「羽生結弦が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを、

露ほども疑っていない」

と私は何度か書きました。

 

しかし、羽生はこちらの予想を

何十倍、何百倍も激しく、美しく超えてくれたのです。

 

私にとっては「泣くな」というほうが無理です。

 

織田信成氏が、この演技を見ながら客席で大号泣されていた気持ち、心からわかります。


 

🔶そして、2月17日のフリー。

6分間練習で、羽生の調子は決して「いい」とは言えなかったと思います。

そして、1本目のジャンプは、

4回転のループではなく4回転のサルコーでした。

 

このサルコーの出来映えは本当にうっとりするほどだったので、

 

私はさっそく涙がにじんでしまったのですが、

 

それと別の涙がにじんでくるのも感じていました。
 

「ああ、実は『ギリギリ出られる』くらいのレベルだったんだ。

 

ケガをしてからここまでの間、

 

何かひとつでもチョイスを間違えたら

 

『ギリギリ』ではなく終わりを迎えてしまうような

 

綱渡りのような日々を過ごしてきたんだ。

 

その間、揺れ動くに決まっている自分の気持ちを

必死になって コントロールしてきたんだ .」と。


 

そんな「万全」からは程遠い状態でも、

羽生結弦は「冷静と情熱の間」を破綻することなく

コネクトしていきました。

 

2本目の4回転トウは、本来ならばハーフループから

トリプルサルコーまでつなぐシークエンスにしていたはず(4T-1Lo-3S)

 

その4回転トウの着氷が乱れてシークエンスにできなかった分を、

直後のトリプルアクセルをシークエンスにすることで、

得点のロスを最小限に抑える瞬間的な判断も見事でした。

 

 

最後のトリプルルッツもよくこらえました。

 

ショートプログラムの号泣は、

「こんなに戻してくれていたなんて!」

という号泣でした。
 

フリーの号泣は「こんな状態でも、

ここまでのことをやりきってくれたんだ」

という号泣でした。

胸が痛くなるような号泣でした。


 

おめでとう、羽生結弦。

 

あなたが見せてくれたものを、

私は一生忘れません。


そんな「宝物」を

私の人生に増やしてくれた人のことを、

私は一生尊敬し続けるでしょう。

 

そして、尊敬している人には、

 

私などには想像もできないくらいに健康に、

幸せになってほしい、と、

ずっと願っています。

 

高山さんの最後の言葉さえゴシップ商人どもには通じないのか??

まさかと思う。

この凄まじい戦いを支えてくれた崇高な曲SEIMEIは永遠だ。

その価値がわからぬ者の何と愚かなことか。

日本中の期待を背負って命を懸けた彼へのリスペクトを忘れたとは言わせない

 

 

 みんなのYouTube HANYU YUZURU 

エリスポリスⅡメドレー 137万回再生超えました!

Goliath再生数  97万回超えていた!

 

 

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