今夜 9時 BS日テレ ★notte stellata★ 2024
追記今夜はお茶の間がアリーナに。会場が星空となり輝いていて
家族で星降る夜を楽しむことができました。BS 放映に感謝感謝です
カルミナもDanny Boyも宝物。座長お疲れさまでした
皆ソチ前から一緒に戦った仲間だったそれがこうして素晴らしいショーを
創り上げている姿にも感銘を受けている。シェイもデヴィットも
素晴らしい仕事をしてくれて感激だ。
カルミナブラーナこれまで羽生選手の大事な公演をずっと見守り楽しみにされて感想を残してくださった太田龍子さん。大地真央さんとのコラボについても想像が広がって「カルミナブラーナ」と知って妄想はさらに膨らんだ。そして10日のライブビューイングそこには妄想をはるかに超えた世界が待っていた。一部紹介する。
~現実が妄想を超えるとき~
羽生結弦VS大地真央「Carmina Burana」太田龍子さん
3月10日に横浜の映画館で拝見した。「Carmina Burana」はまさしく想像以上だった。「FORTUNA」の曲が鳴り、リンクの奥に作られた舞台に威圧的な黒い衣装に身を包んだ女神・大地真央、ほぼ同時に羽生が氷上へ。上は透明感のある白で下は黒の比較的シンプルな姿。女神はすぐに退場し、曲調も軽やかに変わった。背景には花が咲き乱れ、羽生が春の喜びそのままに舞う。
出だしの数秒でシチュエーションと役柄が伝わる巧みな演出だ。 東欧的な香りがするバレエ風のダンスは端正な中に民族性があり、無邪気で愛らしい若者というだけでなく、特定の故郷や背景を持った人としての個性を感じさせる。羽生結弦のスケート=演技はいつもキャラクターがしっかりと設定され、一瞬の動きや表情にその性格が表れて、観る者を惹きつける。
やがて再びの「FORTUNA」と共に舞台中央に運命の女神が再登場する。気配に振り向き、
女神を認めるや恐れ慄いて逃げようとする羽生。
初心な青年が不意討ちを喰らって取り乱す、その怯え切った様子が真に迫っていた。
しかし、青年は女神が投げた見えない糸に絡めとられ、引き戻され、操られていく。
抗う羽生を背後からマリオネットを操るように支配する女神・大地真央。
容赦なく糸を手繰り、揺さぶって羽生を苦しめる。
舞台上とリンクの高低差、そしておそらく20メートル以上の距離を隔て、
鬩ぎ合う二人の表現が凄い。大地の大きくて歯切れのよい動きに、
ほんの僅かに遅れて羽生の体がシンクロする。本当に見えない糸で縛られ、
操られているかのようだ。いくらあがいても、宿命の糸は絡みつくばかりで
振り切ることはできない。
ついに羽生は逃げることを止め、自らの意思で女神を振り返る。
姿勢を正し両腕を広げるようにして一度、立ち向かうかのようにもう一度。
そこから一気に舞台へと突進し、すべてを反転させ、制圧する。
超大作のグランド・ロマンにも比肩する圧巻のフィナーレだった。
華やかなバレエから、大空間を挟んで歌舞伎の人形振りか操り芸を見るような技巧的、
かつダイナミックな表現。鮮やかな衣装替え、そして一瞬で流れを変え、
逆転を強烈に演出する羽生の光速の滑り。
ほんの数分の中で起承転結の明瞭な物語が語られ、
楽劇、舞踏、スケートのエッセンスを巧みに混合し、
昇華させた斬新この上ないパフォーミングアートが成立していた。
見事と云うほかに言葉がない。
PS: ミュージカルとフィギュアスケートというユニークなシチュエーションを最大限に活かしたパフォーマンスですが、手練れの演者が呼吸をぴったりと合わせて初めて成立する野心的な演出だと思います。初演にもかかわらず離れて稽古を進め、最期の数日で合わせてあそこまで仕上げるとはさすがとしか言いようがありません。
大変な舞台ですが、もしかしたら大地さんは気持ちよかったのではないかしらと思います。あんな綺麗な青年を徹底的に怯えさせ、一瞬でも這いつくばらせて支配する役ですもの。
私はいつもは羽生選手に感情移入して見ていますが、あの場面ではちょっと運命の女神に寄って、心の中でピンヒールを履いて逆トゲのついた鞭を振り回してしまいました。 いつか生で正面から拝見したいものです。
3/31(日)のサンセットから深夜0時、グッチが東京タワーをライトアップ。感謝を込めたGRAZIEの文字と、グリーン&レッドの光で夜空を彩ります。
— GUCCI JAPAN (@gucci_jp) March 27, 2024
また3/29(金)より日本上陸60周年を祝すステッカーを全国8ショップにて数量限定で配布します。
詳細は: https://t.co/WGbKIVLr5H #Gucci60YearsInJapan pic.twitter.com/Dl1T3PYOco