羽生選手のGUCCIアンバサダー就任がイタリア最大の全国紙のファッション欄で取り上げられていた!私が驚いたのは羽生選手の紹介文の内容の濃さである。ライターは昨年田んぼアートに感動した記事も書かれていてGUCCIの羽生結弦写真展も堪能されていた

羽生選手が海外でこんなに評価されていることを日本のメディアは知るべきだ。心からそう思う 惑星ハニューにようこそのNymphea さんに感謝 文章のみ引用する

Corriere della Seraより「フィギュアスケートレジェンド、羽生結弦がGucciの新しいブランドアンバサダー

 

青空を背景に風に揺れるイタリア国旗。の写真素材・画像素材 Image 198985983 さん

イタリア最大の全国紙Corriere della Seraのファッション欄で取り上げられていました!😮デジタル版原文>>2024年3月15日コスタンツァ・リッツァカーザ・ドルソーニャ

🔶19回も世界最高得点を更新した羽生結弦は、歴史最高のフィギュアスケーターとみなされており、度重なる怪我や幼少の頃から患っている重い喘息にもかかわらず、アメリカのディック・バトンが成し遂げたオリンピック2連覇の偉業を、当時よりも遥かに競争の激しい現在のスケート界で再現した唯一のアスリートである。2018年には、「人々に夢と感動を、社会に希望と勇気を与えた」として、国民栄誉賞(最年少受賞者)を授与された

🔶ニジンスキー、ヌレエフ、マヤ・プリセツカヤといった20世紀最高のバレエダンサーとしばしば比較される羽生の特徴は近年、その原点から遠ざかり、単なるジャンプの競演になりつつあるフィギュアスケートにおいて卓越した技術と至高の芸術表現を融合出来る氷上の真のダンサーであることだ彼のファンにはバズ・ラーマン監督やマイケル・ジャクソンの振付師だったトラヴィス・ペインも含まれる(羽生はよくジャクソンとも比較される)。

🔶Googleで最も検索されたアスリートの一人であり、日本の雑誌の表紙を飾り続けている(1年前、グッチをまとって表紙を飾った2冊の『ELLE Japan』は売上記録を更新した)。

2022年の北京オリンピック後にプロに転向した羽生は、スケートに様々な形の芸術を融合させ、主演、プロデューサー、共同振付師を務めるアイスショーでアリーナを満員にしている。2023年にはビートルズやマドンナがコンサートを行った日本のスポーツとエンターテインメントの殿堂、東京ドームで、2度目の単独アイスショー『GIFT』が開催され、イタリアでもDisney+で生配信された。この公演では、東京フィルハーモニー交響楽団が羽生が滑る楽曲の演奏を担当した。

🔶また、18世紀の日本の浮世絵師、北斎に捧げる展覧会の一環として、羽生のポートレートがアメリカの美術館を巡回している一方で、彼がプロデュースし、2011年の震災の記憶に捧げるアイスショー「羽生結弦 Notte Stellata」(イタリアのグループ、イル・ヴォーロの同名のヒット曲で滑るプログラムにちなんで命名された)の第2回目が先日幕を閉じたばかりである。

🔶ここ数年間、宮城県西根のたんぼアート(数千平方メートルの表面に米で絵を描くアート)は、地域の誇りと希望であるこのスケーターに捧げられ、毎年何万人もの観光客を魅了している。

街のアート】羽生結弦さんの田んぼアートが見ごろに 宮城県角田市 – 美術展ナビ さん 

🔶現在までに羽生は、300万ドル以上(スケーター個人としては巨額)を日本や世界の復興や様々な人道的活動のために寄付しており、時には自身の持ち物も売却している。

 

🔶羽生のもうひとつの特徴は、競技時代に日本の文化や魅惑をフィギュアスケートに持ち込んだことである。最初は、幾つかの映画やシリーズの主人公である同名の神秘的な人物、安倍晴明をモチーフにしたプログラム『SEIMEI』で、このプログラムで羽生結弦は自身2度目のオリンピック金メダルを獲得した。最近では16世紀の戦国武将で後に仏門に入った上杉謙信を描いた『天と地と』がある。

🔶また、羽生は宮崎駿監督が初めてアカデミー賞を受賞した映画『天と千尋の神隠し』(2001年)の楽曲(久石譲作曲)でも滑っている。

🔶「グッチ・コミュニティーの一員となれたことを心から嬉しく思います」イタリアのテニスプレーヤー、ヤンニク・シナーや中国の俳優で歌手のシャオ・ザンなど、他の著名なグッチのアンバサダーに新たに加わった羽生はこう語っている。「グッチはその長い歴史の中で、ファッションの領域を超えたコラボレーションを育み、優れたクラフツマンシップとクリエイティビティを発揮してきました。共に新しい道を探索出来ることを楽しみにしています」。

 

 

GUCCI JAPANより

今後の実りあるコラボレーションを楽しみにしています。

 

フィギュアスケートの羽生結弦選手がメゾンのブランドアンバサダーに就任したことを発表出来ることを大変嬉しく思います。
羽生結弦選手は、4歳でスケートの道を歩み始め、目覚ましい活躍をしたアスリートです。2014年ソチ、2018年平昌と2大会連続でフィギュアスケート男子シングル金メダリストとなり、最年少で国民栄誉賞を受賞するなど、歴史に名を刻みました。

2020年には主要国際大会のスーパースラムを達成しました。

2022年7月にプロ転向した後も、自身のフィギュアスケートを追求し続けており、アイスショーの開催や地元仙台での東日本大震災復興支援など、新たな道を切り開きました。
2023年には、グッチ銀座ギャラリーのオープニング展覧会でプロのファッションポートレートの世界に飛び込み、ダイナミックな美しさと芯の強さを披露しました。
グッチのブランドアンバサダーとしての新しい役割について、彼は次のように述べています:「ファッションの枠を超え、世界中のクリエイターとの絆を育むグッチのコミュニティの一員となることを心から嬉しく思います。長い歴史の中でクラフトマンシップに情熱を注ぎ、卓越したクリエイティビティを発揮してきたグッチは、日本でも多くのファンを魅了しています。これからもグッチの魅力に触れていきたいと思います」。
 羽生結弦選手に心から祝福を送るとともに、今後の実りあるコラボレーションを楽しみにしています。 #グッチ #グッチジャパン #羽生結弦

 

追記イタリアではこんなに高く評価されているのに日本の現状は恥ずかしい限りだ

中傷記事にどう対応するかは本当に難しいところだが今日のデイリー新潮の炬燵記事より劣る回し記事(比較記事)にはしっかりしたコメントが並んでいるので最初のページだけでも良いコメントに共感したをつけて頂けたらと思う。何しろ羽生結弦で検索してショックだったのは4枠すべてが大谷選手の写真だったことだ。羽生選手がこんなに頑張っているのに本当に迷惑である