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February

デジタル空間の健全化を求めて

昨今能登半島地震に関するデマ情報が大問題になっているが総務省に「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」という機関が発足していたことを知りさらに1月25日の第5回の会合で羽生選手の名前が出たことも教えて頂いた。絶望の淵から希望の光を見た思いである今日はまずその組織と会合の内容を確認したい

 

総務省「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」

同検討会は2023年11月7日から始まった。生成AI(人工知能)などが普及する中でインターネット上での偽・誤情報など情報流通の課題に対し、プラットフォーム事業者や生成AI事業者、通信・放送事業者、ユーザーといったそれぞれのステークホルダーの対応策を検討している。今後はデジタル空間の情報流通に携わるステークホルダーによる協力関係の構築やファクトチェックの推進リテラシー向上などについて有識者からのヒアリングを踏まえて具体的な方策を検討する。2024年春をめどに取りまとめる予定だ。

 

🔶1月25日に第5回の例会が行われ

アテンションエコノミーの弊害が話題となった

関連して羽生選手の件について森亮二弁護士が報告。

森氏がソースとしたのは徳力基彦氏の記事だ

🔶アテンションエコノミーについては

このブログの過去記事を貼っておく

 

 

「アテンション・エコノミー」では人々の注目・関心が貨幣のような価値を持つ

オンライン上のビジネスでは情報の優劣よりも注目・関心を集めること自体が目的化する

「オンライン化の報道ではPV 数によって収益が決まるため注目度の高い人物を記事にすれば大きな利益になるさらに人々の怒りの感情をかき立てるコンテンツが一番拡散されやすい。怒りに火を付けることによって注目を集めるというのはPV数を稼いだりするのには非常に向いている」羽生選手は離婚というネガティブな出来事が大きな注目を浴びてしまいアテンションエコノミーのターゲットにされてしまったのだ。今後もどうか話題にしてほしい

 

森亮二氏の報告羽生選手部分

🔶 もう一つ御紹介したいのは、アテンション・エコノミーはしばしば偽情報の原
因であると言われるが、それだけじゃなくて誹謗中傷の原因にもなっている
という徳力さんの記事。「羽生結弦さんの離婚報道で考えるべき、過剰報道と誹
謗中傷の『負のスパイラル』」というタイトル。

 

「しかも更に悪いことに、現在のネット広告の仕組みでは、そうした過剰報道の記事が

たくさんの人に読まれれば読まれるほど、より広告収入が上がる仕組みになっています」。「こうした便乗ネットメディアの記事や便乗 YouTuber の動画の多くは、

過激なタイトルやネガティブな内容のものが多いのが特徴です。

メディアの記事にしてもYouTube の動画にしても、

基本的にはアクセスが多ければ多いほど(PV 数)広告収入が増える仕組みです。

仮にネガティブな記事や動画に対して、ファンが怒って批判してきたとしても、多くのファンが注目してくれて記事のアクセスが増えれば、収入が上がる仕組みなので批判も怖くないわけです。その結果、ファンが軽く検索しただけで、ネットや YouTube 上に、目をおおいたくなるような内容の記事や動画が出てきてしまう状況が生まれてしまうわけです」ということ。【森構成員(5)】

 

音符イラスト「楽譜と赤いバラ」- 無料のフリー素材 さん

 

森弁護士が明らかにしたこと

🔶アテンションエコノミーは誤報道に限らず誹謗中傷の原因を作り出している。

🔶彼の記事がPV 数稼ぎを狙った中傷記事とみている

🔶過激なタイトルとネガティブな記事がPV 数稼ぎになると説明

🔶離婚報告後も続く一部メディアの誹謗中傷記事を指摘批判している

森弁護士の行動にようやく希望の光を見た思いがしている

本当に祈るような気持ちでこの進展を見守りたい

 

徳力氏の記事・ヤフー記事にはなってもコメント欄なし

過剰報道と誹謗中傷の負のスパイラル徳力基彦

羽生選手の訴えを徳力氏は

羽生選手が訴えたメディア媒体によるハラスメントを徳力氏は理解し

2人の苦悩に心を寄せている。この点は他のジャーナリストと一線を画している

また一部メディアの報道をちゃんと批判しているのも本当に珍しい存在で

この点では貴重な記事である。以下その部分を引用する

徳力氏の記事より

普段、羽生さんが記者会見やインタビューなどでも、滅多に他者に対して批判的な言動やネガティブな発言をしないことを踏まえると、この文章のくだりからは本人の悲痛な心の叫びが聞こえてくるファンの方も少なくないはずです。

この羽生さんの文章に、現在の日本が直面しているメディアの過剰報道とSNSを中心とした誹謗中傷の「負のスパイラル」の問題が明確に出ていると言えます。

文章の冒頭には「お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いて」というくだりもあることを踏まえると、お二人がせっかく結婚をされたにもかかわらず、過剰取材やストーカー行為をさけるためにほとんど普通の結婚生活を送れなかったことは容易に想像できます。今回の離婚報告も、離婚を宣言しなければ、この状況が一切改善しないだろうと二人が結論を出さざるを得なかったことによるものだと考えると、二人の絶望の深さは想像を絶するものがあります。

一方で、今回の離婚報告後の状況は、とても羽生さんが望んだ形になっているとは言えません。

🔶離婚報告自体を報道するメディアの報道も過熱気味で、早期の離婚を判断した羽生さんを批判するようなコメントをタイトルに持ってきたり、お相手の方を実名で報道し、関係者に取材をつづけたりするメディアもいるようです。

 

 

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