この座席表を見ただけでもこれまでのアイスショーとは全く違うことがわかりますね

GIFTもそうだったがまるでバレエや演劇の劇場のような。

東京ドームで実現した成果とドームではできなかったことが

できるかもしれない期待

とにかく大掛かりな演出により座席数はかなり減るようですが

GIFTと違ってツアーなので羽生選手は本当に大変だけれど

再演が可能になったことは凄い進化だと思います

 てまきずし🍯🍊さんのツイより
 たまアリ座席図、めちゃくちゃ アバウトですが、重ねてみました✨
 スケートリンク設置時のたまアリの キャパは約18,000人とのことですが、
 演出上、片面とロングの一部も潰して しまっているので、12,000人くらい
 なっちゃうんでしょうか😭 画像あり

 

 

羽生選手のプロ2年目の単独公演RE_PRAYは海外からも注目されている

エンタメの多様化の中アイスショーは

新たな可能性を模索する時代となった

そんな中GIFTを大成功に導いた

羽生選手の挑戦は大いなる希望なのだ

東スポとDIGESTがロシア記事について伝えていることも

嬉しいことでその元記事についても紹介したい

 

 

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(28)の自身初ツアー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd 〝RE_PRAY〟 TOUR」は、海外でも大きな注目を浴びている。

 ロシアメディア「sports.ru」は、クセニア・クラシュキナ記者の羽生に関するコラム記事を掲載。「羽生選手はキャリアを終えた後もその姿を変えている。彼の新しいショーは観客の心を変える宇宙のようなものだ」との見出しを立てた上で、当ツアーに至るまでの過程をこと細かに伝えている。

 クラシュキナ記者は「通常のフィギュアスケートのツアーは少なくとも十数回の公演で構成されており、平均で10~20のナンバーを各選手が演じているが、羽生選手は今回もソロ形式を選んだ」と指摘。その上で羽生の決断に対し「1人で数時間の演技を続けるのは非常に難しく、それを3公演(埼玉、佐賀、横浜)繰り返すのは大きな挑戦だ」と賛辞を贈った。

 さらに当ツアーに込められた思いについては「羽生選手が大好きなゲームの文化に触れられており、リプレーとは英語で再生と訳される。まるで今回は羽生選手自身がキャリアを再び演じているように感じる」と考察しつつ「このシナリオの結末は現実と同じではない可能性が高いのでは」との見方を示した。

 1日に羽生はSNSを通じ「正解が1つではない問いの中で、そして、一度として同じにならない空間とスケートと演出で、見てくださる方、一人ひとりの中にしか生まれない世界の色を、感じていただければと思います」などとコメント。海外記者も羽生の一挙手一投足に関心を寄せているようだ。

 

羽生結弦の新しいスケートは

観客の意識を変える宇宙だ(ロシア記事)

 

オリンピックを2連覇した羽生結弦が、前作(同じく大規模なショー)の初演からわずか半年余りしか経っていないにもかかわらず、アイスショー「RE_PRAY」の開催を発表した。そして今、この日本人はソロツアーに乗り出し、没入型のパフォーマンスに初挑戦する。それはどんなものなのか。

冬に羽生はすでに特別な形式を見せている。一人で氷上で3時間滑るというものだ。

まずは、ユヅがいかにふんだんなアイデアでショー業界に飛び込んだかという背景から。彼はアイス・パフォーマンスの新しい方向性であるワンマン・ショーを展開している。アリーナには全パフォーマンスを通して1人のアーティスト、つまりユヅ本人がいるのだ。スケーターはそれ以上誰も出てこない、つまり、羽生はセクションとセクションの間に合間をとるだけで、ずっと滑り続けるのだ。演技は3時間にも及び、しかもユヅはスケーティングやスピンだけでなく、3回転ジャンプ4回転も跳ぶのだ。

そういうプロジェクトだったのが「Gift」だ。2023年2月、羽生は3万5000人の観客をスタジアムに集め、さらに3万枚のチケットが4カ国の映画館で販売された。そして国際ストリーミングサービス「Globe Coding」でオンライン放送された。これはフィギュアスケート史上最大のアイスショーだった 往年のヒットプログラムに加え、ユヅはオーケストラの生演奏による音楽、セット、グラフィックを加えた新しいナンバーを披露した。

では今回の特徴は?

「『RE_PRAY』には、僕の経験の中で大きな部分を占めてきたゲームの世界の倫理観や価値観の要素が含まれています。人生は一度きりですが、ゲームは何度でもリスタートできますし、そこには大切な教訓がたくさんあります。それを言葉とスケートで伝えたい。」

羽生はこのショーで、彼が表現したように 「人間の本質、希望、祈りから来る 」人生についての問いに取り組むつもりだ。タイトルに「play」ではなく 「pray」という言葉が使われているのはそのためだ。  

一方、羽生結弦は新たな公演を準備している。今回はツアー公演である。彼の方は今回もソロ形式を選んだ。一人で数時間の演技を続けるのは非常に難しく、それを3回繰り返すのは大きな挑戦だ。

彼は一人で演技をするだけでなく、台本を書き、ツアーをプロデュースしている。今回、彼の振付を担当するのは、日本で最も有名な振付師であるMIKIKOだ。彼女はイレブンプレイというダンスグループを立ち上げ、日本のポップソンググループのミュージックビデオを数十本制作し、2016年夏季オリンピックの閉会式では、リオデジャネイロから東京へのオリンピック旗の引き継ぎ式の振り付けを担当した。

MIKIKOによると、彼女は「Gift」と大きな単独ショーのアイデアにとても感銘を受けたという。そして今、彼女と結弦は「RE_PRAY」でこの形式を発展させ、ショーが終わった後に観客でさえも、まるでゲームのレベルをもう一度旅したかのように、自分の人生を新たな視点で見れるようになることを約束している。

「RE_PRAY」は11月4日に埼玉で初演される予定だ。