P.78 大好きなHello I Love You がいっぱい!数ページある
タンクトップのハロアイもナイスショットだ
フォトグラファー田中宜明
雑誌IceJewelsの「とっておきの羽生結弦」が田中宜明さんとの
出会いだった。そして2016年に15-16シーズンの作品が
1冊の写真集として世に出たのである。
今年は何と5冊目のSEASONPHOTOBOOKを手にすることができた。
SEASON PTOTOBOOK
スペシャルトーク① 2015-16前半
田中宜明×新村香
この対談は写真解説もみどころで羽生選手を巡るエピソード満載だ
聞き手は通訳としてスケーターを支えてくださっている
新村香さん。田中さんの羽生愛を引き出し熱くほのぼのと
トーークは続く
「この子」「力のある被写体」
田中さんの口から何度も飛び出した言葉が心に響く
田中さんの愛が込められた写真集の素晴らしさに改めて
トキメキを感じたひと時だった。
🔶表紙に込められたこだわり
カバーを外すと美しい表紙が現れる。
このカバーがなかったらファンでなくとも
その美しさに目を奪われるだろうにモッタイナイと思っていたが
田中さんは「羽生結弦」を強調したいのだという。
それにしてもこのモノクロは素晴らしい。
なるほど。「羽生結弦」を表現した大切な1冊なのだ。
この写真集は田中さんが手がけた最初の写真集だった
大切にしたいと思う。
世界初300点越えのプロトコルも宝物だ。
プロトコルを載せるのも実は田中さんのこだわりだった。
🔶「可愛さと癒し」
新聞や雑誌では見られないような写真を載せたいと仰る田中さんは
「かわいさと癒し」がテーマと仰った。
一方で
大人っぽさも含めてさまざまなオフの表情や
感動的なフィギュアシーンに見せられた
田中さんの写真はカッコいいですよと言いたい。
またオーサーコーチの力のこもった表情にも
感動を覚えた。クリケットのどっしりとした建物の中にある
師弟の姿。これは背景が生きていて感動的だ
そして可動域を越えるような躍動的な動きにもゾクゾクさせられる。
そんな良さは年々磨かれていると私は感じている
🔶アイスショーの魅力
田中さんの写真集でアイスショーは凄く楽しみなページである
対談でも話されていたが照明などの裏方さんはプログラムや衣装など
とても研究されているという。この第1号には私がファンになるきっかけとなった
ハローアイラブユーがたっぷりチョイスされていてありがたいかぎりである。
このテカテカの黒パンツは
「ユヅのスタイルの良さが良くわかる」と
嬉しそうに話されていた。
ビリーブやオープニングなどショータイムは傑作揃いだ
🔶きっかけはGPファイナル2001ヤグプル対決
初めての仕事は2000年からだったがフィギュアの魅力に
嵌ったのは何とヤグディンとプルシェンコの対決となった代々木体育館での
ファイナルだったとか。美だけじゃない
スピードやパワーに興奮したと。
ヤグプルに火をつけられた
これは羽生選手と一緒だ!!
この時はプルシェンコが優勝。すでにオーラがあった。
🔶すべての衣装を網羅
この第一号にはシーズン中 身に着けた衣装がすべて網羅されているという。
カメラマンにとって衣装はとても大切な要素なのだ
デザイナー伊藤聡美さんに感謝☆彡
スペシャルトーク次回が楽しみですね!!
この美しい佇まいの1枚も載せて欲しかったが
とっておきの羽生結弦に載っていた気品ある1枚です。