2018 ロステレコム杯

世界の家】ロシア連邦(ロシア)の住宅事情

 

ロシアテストスケート2010

 

🔶羽生の決断とロシアの実態

ロシアテストスケート2020男子のフリーが終わった。

選手達の演技と共に気になるのは
会場の感染防止対策だが
パンデミック宣言から半年になるというのに
未だ国や地域により意識の差が大きいことに驚かされる
 
羽生選手があれほど明確に感染のリスクに触れ
苦渋の決断をしたというのに
観客は大声で叫び、
マスクの着用や接触を控えると言った
基本的なことも徹底されておらず
その緊張感のなさに愕然としてしまった。
誹謗中傷とは言葉のテロリスト--日の丸マスク、室井佑月さん、木村花さん、山里亮太さん--(碓井真史) - 個人 - Yahoo!ニュース
 
ロシアは感染防止の努力を宣言したISUの副会長の国である。
率先してアスリートを守る姿勢を見せるべきではないか
 

🔶コーチプルシェンコ

今回 時の流れを実感させるな面もあった。プルシェンコの

本格的なコーチデビューだ(ミーシンコーチの心境は?)

複雑な人間模様のロシアフィギュア界だが

初心忘れず スケートを愛する己の理想を大切に

選手の立場に立ったコーチングに励んでほしい

 

かつてザギトワはやることが決められているレッスンが

楽だと言っていたことを思いだす、、、。

 

 

🔶休養明けのコリヤダに変化が

さて男子で注目したのは
羽生選手と同い年のミハイルコリヤダである。

 

ロシア男子ではずっと期待されながら

平昌で結果が出せず

昨シーズンは慢性副鼻腔炎の治療のため休養していた
 

彼は元々表現することが好きで

ジャンプでは見事な4Lzで沸かせたこともあったが

最近の記憶ではジャンプが決まらない場面が多かった

 

そんな彼が今回

堂々とした滑りを見せたのである。

 

そして真剣な表情で見守っていたのはミーシンコーチだった。

コリヤダは今年の6月にコーチ変更をしていたのだ。

 

ミーシンはコリャダにスピードとジャンプをコントロールし

正しく滑ることを教えたと語った」とプルシェンコは語っている

 

コリヤダ君、コーチ変更 - オオナゾコナゾ

演技を終えたコリヤダは

思わず吠えたように見えた

満足そうだった

7本のジャンプのうちミスは後半の3Aだけだったと思う

 

男子のジャンプの力強さや

4回転独特の迫力を思い出させた

 

だがその難度は以前の彼から見ても

かなり低いものである

4回転は冒頭の4T3Tの1本だけだった。

ロシアテストスケートとコリヤダと羽生の思い | 蒼い炎のように ☆ 若きアスリート羽生選手の情熱

コリヤダフリー

4T-3T/3A-2T/3F

/3Lz-1Eu-3S/3A/3Lz/3Lo

https://www.youtube.com/watch?v=QXWuOq3zVPQ&feature=youtu.be

 

今更ながらに

羽生選手の難度の高さを思い知る

何しろ羽生選手は高難度の連続ジャンプを

すべて後半に入れているのだから

 

🔶コリヤダが目指すものとは

見ていてコリヤダが目指しているものが

見えた気がした

 

それは安定したジャンプというより

美しいジャンプ

そしてシームレスなプログラム

 

4Lzを組み込みSPで100点越えを果たした頃とは

ちがって わたし個人の感想だが

プログラムの世界観を創り上げたい思いが

伝わって来た

ミーシンコーチは冷静な態度は崩さなかったが

良いものを見たというような表情だった。

 

目指す理想はコリヤダもまた

トータルパッケージの追求ではないだろうか

 

羽生選手も難度と表現のバランスについて

スケカナのあと葛藤した思いを語っていた

コリヤダの演技を見ながら

滑りたい思いが噴出しただろうし

刺激を受けただろうな

 

やっぱり羽生選手の演技がGPSで見れないのは寂しすぎる

 

🔶羽生選手がスケカナで語ったこと

「自分の中でなんですけど、ちょっとずつ高難度のジャンプに
偏ってきたなという印象がちょっとあって。自分自身も

そうならなくてはいけないという感覚があって練習してきていて。
まあ、アクセルもそうですし。ルッツもそうなんですけど。
それにちょっと、うん。ちょっとだけでもその流れを止めることが
できたのが今回の試合だったんじゃないかなと自分の中で感じて
いるので。それが一番良かったかなと思っています。

 

 

自分の武器が 認められたからこそ、

その流れにちょっとでも歯止めをかけること
ができたのかなという感じがしているので。

 

やっぱりそれぞれのスケーターにそれぞれの

個性があって、それがやっと評価されるような

 

採点システムになったのに、それがだんだん

高難度のジャンプに傾倒していって、
PCSとの比率がだんだん合わなくなってきてる

というのが、 現在の 状況だと思うので

それに対して、ジャンプでも表現できるよというところを

今回見せられたと思うんですよね。

 

高難度のジャンプに傾倒していたのではと自問し

それでも難しい技に挑戦したい羽生選手

その目標の高さは破格である

 

だからこそ何より元気に

そして良い練習ができていますように!!!