2018 ロステレコム杯
ロシアテストスケート2010
🔶羽生の決断とロシアの実態
ロシアテストスケート2020男子のフリーが終わった。
🔶コーチプルシェンコ
今回 時の流れを実感させるな面もあった。プルシェンコの
本格的なコーチデビューだ(ミーシンコーチの心境は?)
複雑な人間模様のロシアフィギュア界だが
初心忘れず スケートを愛する己の理想を大切に
選手の立場に立ったコーチングに励んでほしい
かつてザギトワはやることが決められているレッスンが
楽だと言っていたことを思いだす、、、。
🔶休養明けのコリヤダに変化が
ロシア男子ではずっと期待されながら
平昌で結果が出せず
昨シーズンは慢性副鼻腔炎の治療のため休養していた
彼は元々表現することが好きで
ジャンプでは見事な4Lzで沸かせたこともあったが
最近の記憶ではジャンプが決まらない場面が多かった
そんな彼が今回
堂々とした滑りを見せたのである。
そして真剣な表情で見守っていたのはミーシンコーチだった。
コリヤダは今年の6月にコーチ変更をしていたのだ。
「ミーシンはコリャダにスピードとジャンプをコントロールし、
正しく滑ることを教えたと語った」とプルシェンコは語っている
演技を終えたコリヤダは
思わず吠えたように見えた
満足そうだった
7本のジャンプのうちミスは後半の3Aだけだったと思う
男子のジャンプの力強さや
4回転独特の迫力を思い出させた
だがその難度は以前の彼から見ても
かなり低いものである
4回転は冒頭の4T3Tの1本だけだった。
コリヤダフリー
4T-3T/3A-2T/3F
/3Lz-1Eu-3S/3A/3Lz/3Lo
https://www.youtube.com/watch?v=QXWuOq3zVPQ&feature=youtu.be
今更ながらに
羽生選手の難度の高さを思い知る
何しろ羽生選手は高難度の連続ジャンプを
すべて後半に入れているのだから
🔶コリヤダが目指すものとは
見ていてコリヤダが目指しているものが
見えた気がした
それは安定したジャンプというより
美しいジャンプ
そしてシームレスなプログラム
4Lzを組み込みSPで100点越えを果たした頃とは
ちがって わたし個人の感想だが
プログラムの世界観を創り上げたい思いが
伝わって来た
ミーシンコーチは冷静な態度は崩さなかったが
良いものを見たというような表情だった。
目指す理想はコリヤダもまた
トータルパッケージの追求ではないだろうか
羽生選手も難度と表現のバランスについて
スケカナのあと葛藤した思いを語っていた
コリヤダの演技を見ながら
滑りたい思いが噴出しただろうし
刺激を受けただろうな
やっぱり羽生選手の演技がGPSで見れないのは寂しすぎる
🔶羽生選手がスケカナで語ったこと
「自分の中でなんですけど、ちょっとずつ高難度のジャンプに
偏ってきたなという印象がちょっとあって。自分自身も
そうならなくてはいけないという感覚があって練習してきていて。
まあ、アクセルもそうですし。ルッツもそうなんですけど。
それにちょっと、うん。ちょっとだけでもその流れを止めることが
できたのが今回の試合だったんじゃないかなと自分の中で感じて
いるので。それが一番良かったかなと思っています。
自分の武器が 認められたからこそ、
その流れにちょっとでも歯止めをかけること
ができたのかなという感じがしているので。
やっぱりそれぞれのスケーターにそれぞれの
個性があって、それがやっと評価されるような
採点システムになったのに、それがだんだん
高難度のジャンプに傾倒していって、
PCSとの比率がだんだん合わなくなってきてる
というのが、 現在の 状況だと思うので。
それに対して、ジャンプでも表現できるよというところを
今回見せられたと思うんですよね。
高難度のジャンプに傾倒していたのではと自問し
それでも難しい技に挑戦したい羽生選手
その目標の高さは破格である
だからこそ何より元気に
そして良い練習ができていますように!!!