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2018.7.2 国民栄誉賞授与式

2年前の7月2日は羽生選手が国民栄誉賞を授与した日である。

今日は「想いを身に纏う」というテーマで

この美しい記念日を振り返りたい

 

「七夕 笹 写真」の画像検索結果

「羽生選手がまとった

百年越しの仙台平」を読んで

記事を書かれた高橋大輔さんは

尾崎行雄の研究をされている方だった。

 

「政治家尾崎行雄」の画像検索結果

尾崎は憲政の神様と言われた政治家だが

さっそうと仙台平をまとい

歴史に残る演説を行ったという

その姿を高橋氏はこういった。

 

「想いを身に纏う」
何と的確な言葉だろう

「羽生選手がまとった百年越しの仙台平」より一部引用

男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が

国民栄誉賞を受賞しました。
日本を代表して世界を相手に戦い、

多くの人に感動を与えた姿は賞賛に値すると素直に思います

今回の受賞にあたり、大きな話題をさらったのは

羽生選手の出で立ちでした。

 

単に和装と紹介されるのみならず

その詳細までが話題となりましたが

羽生選手の地元・宮城県の特産品でもある

仙台平と呼ばれる袴です。

 

この仙台平ですが、実はおよそ百年前にも

大きな話題を呼びました。

1913年(大正2年)2月5日、第30回帝国議会にて、

後に「憲政の父」と呼ばれる尾崎行雄が

(伝説の)演説を行ないました。

その際に尾崎が身にまとっていたのが、

他ならぬ仙台平の紋付袴でした。

…・・・・・・・・・略・・・・・・・・・

尾崎の演説から

100年あまりの時を経て、

こうして仙台平が注目を集めたことには、

何とも例えようのない奇縁を感じます。

ここ一番の大舞台を演出し

しかも羽生選手が着用されたことで

和装が再び脚光をあびる。

地域産業にもスポットを当てることにもなる。

単なる装いというばかりでなく、

こうしてわざわざ身に着けるものは

「想いを身にまとう」という比喩にもつながります。


 

昨今の政治の場においては

滅多にお目に掛かることの無い和装ですが、

今回の出来事を機会に

「いいな」と思う方が政界のみならず、

様々なシーンで増えたら。

そう思うと胸が躍ります。


いつの日か、仙台平が

「覚悟」あるいは「ここ一番」の代名詞となる日も

訪れるかも知れません。
羽生選手の受賞シーンには、

ふとそんなことを思い浮かべました。


「ワシントン 桜」の画像検索結果

<尾崎が贈ったワシントンの桜>

50年前にも

偉大な日本人が仙台平をまとっていた

1968年ノーベル文学賞受賞

川端康成氏だ。

「川端康成ノーブ...」の画像検索結果

日本人で3人目の受賞だった

日本文学にとって初めての受賞であり

歴史的な受賞となった。

 

ノーベル賞「本庶 佑」教授
2018年12月11日、スウェーデンストックホルムで
ノーベル医学生理学の授賞で話題になった
京都大学の「本庶 佑」教授。
受賞式は黒の紋付き羽織・袴姿でした。
その際、着用された袴は「仙台平」というもので
「男なら一生に一度は着てみたい。」 最高級の袴です。2018/12/12
 
🔶ここ一番のお仲間
尾崎行雄川端康成羽生選手本庶教授  
そして藤井七段も!彼らの仙台平は
まさにここ一番に纏う衣装だった。
 
 Megumi Takagi/高木恵(スポーツ報知)さんのツイより
2年前の今日。一問一答全文です。
【2018年7月2日】羽生結弦 国民栄誉賞表彰式
「皆さまと共に取れた賞」
「期待に応えられるだけの努力、技術、芸術を」
 : スポーツ報知
 ―今の感想は?
「本当にこういった賞っていうのは、自分だけで取れる
 ものではないですし、ここまで切り開いて下さった方が
 たくさんいらっしゃる中でこうやって代表として、
 多分僕は環境にも恵まれながら頂いた賞だと思うので、
 本当にこの賞と、そして皆さまの期待と共にこれからも
 進んでいきたいなというふうに思っています」

 

読売新聞オリンピック・パラリンピックさんのツイより
[ オンライン羽生結弦展 情報]本紙写真部

若杉和希記者による写真解説講座 <1>を明日公開します。
特設ページはこちら


 
 

スライドショーを大きな画面で見れます↓

https://www.yomiuri.co.jp/s/ims/yuzuruhanyu20192020first/

 

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