Performance

グランプリシリーズを前に採点の仕組みを整理しておこう。

そして今季変更となったPCS新ルールのことを知ってほしい。

フィギュアスケートの得点は

技術点・TES演技構成点・PCSを合わせた点で競う

 

演技構成点PCS
<5コンポーネンツ>各10点満点

SS スケーティング技術

TR 技と技のつなぎ

PE パフォーマンス

CO 振り付け

IN 音楽の解釈

羽生選手の

パフォーマンス(PE)9.5以上

では羽生選手のこれまでのパフォーマンス得点は

どれくらいだったのかというと

これが異次元なのだ!

羽生パフォーマンスPE

🔶2015GPF      SP 10満点!バラ1

🔶2015GPS      FS  9.96 SEIMEI

🔶2016ボストンW  SP 9.93バラ1 

🔶2017ヘルシンキWFS9.86ホプレガ5人が10点をつけた

🔶2018平昌五輪  SP9.80 バラ1

🔶2017オータム  SP9.80 バラ1

🔶2015NHK杯    FS9.75 SEIMEI

🔶2016GPF    SP 9.64 レックレ 

🔶2018平昌五輪 FS 9.64  SEIMEI

🔶2017ヘルシンキSP 9.57 レックレ

🔶2017四大陸   FS9.54 ホプレガ

🔶2018ロシア  S P9.71 オトナル

🔶2019埼玉世選 FS9.61 オリジン

調べたらもっとありそうだ

レッツゴークレージー以外は

「進化の時」でご覧になれます

今季のルール

PCS 追加の注意点

転倒が1回あるいは重大なエラーが

1つあった場合

下記を最高とする。

🔶SSとTR、CO 最高9.75 

🔶PEとIN 最高9.5 

転倒が2回あるいは重大なエラーが

2つあった場合

下記を最高とする。

🔶SSとTR,CO 最高 9.25 

🔶PEとIN 最高 8.75 

<重大なエラーとは>

プログラムが中断されるものや技術的なミスで

構成およびまたは構成と音楽の関係の

健全性、流れるような美しさ影響を与えるものを言う。

<この制限は>

稚拙なスケーターから卓説したスケーターまで

あらゆるレベルのスケーターに適用する。

 問題点🔶重大なエラーとは何か曖昧だ

それが具体的に何を指すのか転倒だけは共通理解されているが

他のミスは明記されていない。

羽生選手のように9.5以上が撮れる選手に

このルールは影響が大きすぎる

「紫紺 花」の画像検索結果

🔶ジャンプなどのミスにより

パフォーマンス PEと 音楽の解釈 IN 

つまり表現に関する項目が大きく下げられるの

クリーンに降りることが重要だ

今季これまでの試合でも転倒を含む重大なエラーがあった場合

上記のルールによればPEとINは大幅に下がるはずだが
バラバラな適用が目についた。
何より重大なエラーの共通理
ジャッジ間でなされていないのではないだろうか。
GPシリーズでは新PCSルールが公正に適用されるようお願いしたい。
 

 

 

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