花になれー見るたびに心が浄化されるような美しいプログラムグラムです。
無良崇人さんが語ったアクセルジャンプの難しさ
後ろ向きジャンプの場合助走の間に感じる風の具合や、周りに見えるフェンスが流れていく感覚で自分のスピードがどれくらい出ているのかを掴むことができる。
アクセルの場合は後ろ向きから振り返って、前を向くやいなや即座に跳ぶので、状況判断がしずらい。スケーティングの速度は毎回一定ではなく、氷の状態や、気持ちの違いなどで変わるもの。気持ちが高ぶっていて、意外と速度が出ているという日もあって、
それがアクセルの助走時には自分でもわかりにくい。
だからどう状況が違ってもうまく踏み切って着氷まで持っていくというのがポイント
ファイナル&世選Jr.二冠だった羽生選手
羽生選手はそんな難しいアクセルジャンプが大好きだった。ジュニアの2009-10シーズンはファイナルも世選も優勝。その強さを支えたのがトリプルアクセルだ。
15歳でシニアに上がると勝利の方程式は4回転+3A2本となった。
大混戦のジュニア男子
ところが今季ファイナルの表彰台の3人の姿は世界選手権の表彰台にはひとりも見られなかった。ファイナルと世選を比べると競争の激しさも浮かび上がってきた。
🔶ジュニアGPファイナル
①ステファン・ゴゴレフ233.58②ペトル・グメニック 218.75③島田高志郎 214.76
🔶世界ジュニア・・・2位以下の得点が伸びている
島田選手の得点は余り変わっていないが220台の選手が増え順位が動いた。
①樋渡知樹(米) 230.32
②ロマンサヴォシン(ロ ) 229.28
③ダニエル・グラスル(伊 ) 224.67
④アルトゥールダニエリアン(ロ) 220.68
⑤ステファン・ゴゴレフ(カナダ )220.66 ⑨島田高志郎(日 ) 212.78
練習が辛い時は世界ジュニアの悔しさを思い出そう(羽生)
羽生選手は14歳で最初の世界ジュニアに参戦し12位に終わった。ところが
この失敗が彼の戦いの原動力となったのである。
「練習が辛いときは世界ジュニアの悔しさをおもいだそう」と言い聞かせ
翌年15歳で目指した世界ジュニアチャンピオンになったのである。
失敗は成功の母
チームメイトのゴゴレフ君はまだ14歳。今回の失敗は大きな成功の母となるだろう。
4回転は4Lzが抜けて2Lzになったものの4Tと4S-3Tは見事クリーンに着氷していた。ところが
ファイナルで成功した3A2本でミスがでたその失敗と成功の差が新ルールでは大きな違いになる
ゴゴレフ成功のファイナル 3A-3T GOE2.06 10.97
3A GOE 2.17 12.95 3A2本で 23.92
失敗の世選 3A転倒 GOE-4 4.00
3A-2T GOE-1.37 8.86 3A2本で 12.86
その差11.06
羽生選手のトリプルアクセルはその精度の高さが10代の頃から凄かった。
優勝した樋渡選手(19) 今回は4回転の進化と共に3A2本の完成度が上がったことも勝因である。
http://www.25ans.jp/lifestyle/skate/forworld_190308/
いよいよ世界フィギュア選手権間近! 無良崇人さんからの応援メッセージ🌹