Please get well soon!!!

本での精密検査結果で判断

オーサー・コーチは21日、日本での診断結果を受けてGPファイナル(12月6~8日・バンクーバー)や世界選手権代表選考会を兼ねる全日本選手権(同21~24日・大阪)への出場可否を判断すると明らかにした。 モスクワでは医師の触診により靱帯損傷などの疑いで3週間の安静が必要とされ、精密検査のため一時帰国中という。羽生からの連絡を待っている段階で、練習拠点のトロント(カナダ)に戻る見通しは未定。平昌冬季五輪シーズンにも右足首の靱帯を損傷して約3カ月離脱したが「あの時は地面に足をつけるのも困難だった。それに比べたら程度はまだ軽い」との見方を示した。「MYの薔薇散歩マ...」の画像検索結果

プルシェンコが語る羽生結弦の実力より

   皇帝エフゲニー・プルシェンコへの“謁見”は 11月初旬のことだった。  粉雪が舞う晩秋のモスクワである。  彼が昨年4月に開校した「プルシェンコ・アカデミー」の リンクサイドでインタビューは行なわれた。  羽生のプログラムはプルシェンコの目にどう映ったのか、1時間にわたって話を聞くことができた。

「ニジンスキーに捧ぐ」が完成するまでの経緯、2003-2004シーズンがどんな時期であったかといった背景も含め、自身の競技人生の中でいかにこのプログラムが大切なものであるか、想いを熱く語ってくれた。

 ã€Œãƒ¢ã‚¹ã‚¯ãƒ¯ 冬」の画像検索結果

 そして話は、なおも挑戦を続ける羽生へのエール、さらには感謝の気持ちを伝えるまでに及んだ。羽生への愛情が言葉の端々に感じられた。

私とユヅルの共通点は……。

 詳しくは雑誌Number(966号)のインタビューをご覧いただければと思うが、その言葉からはプルシェンコの『ニジンスキーに捧ぐ』にかける想いとともに、羽生の実力を心から認めていること、そして後継者たる羽生にフィギュアスケートの未来を託していることが伝わってきた。

「ニジンスキーに...」の画像検索結果

 実際、プルシェンコは羽生にシンパシーを感じている。2人が似ていると思うところはどこか訊ねたときのこと。
 「私とユヅルの共通点はたくさんあります。我慢強く最後まであきらめないところ、リスクを恐れず挑戦するところ、自由を好むところインプロビゼーション(即興)を楽しめるところ……

彼の方がスケートが上手。

 反対に、似ていないところを訊ねると、「彼のほうがスケートが上手なことかな」とポツリ。てっきり冗談を言っているものだと思いきや、本人はいたって真面目な表情だ。
 「冗談ではありません。つまりフィギュアスケートはつねに進化しているということです。それがあるべき姿なのです。自動車がどんどん便利になっていくように。今ではみんながスマートフォンを使いこなしているように」 

ユヅルが世界最高の選手です。

 息子をはじめ生徒たちには羽生のジャンプをお手本に練習させていると言う。
 「私はもうお手本じゃありません。 なぜなら時計の針は進んでいるからです。 

今この瞬間、ユヅルが世界最高の選手です。間違いなく彼こそが本物のフィギュアスケーターです


プルシェンコはリンクで練習している息子を呼び寄せた。
 「サーシャ、おいで。この人は日本人だよ。日本語であいさつしてごらん」と父親に促されると、サーシャ君は「コンニチワー」と言って握手してくれた。そして再びリンクに戻るや、羽生直伝のヘランジ、ハイドロ、イナバウアー、アクセルジャンプを次々と披露してくれた。思わず仕事を忘れ、立ち上がって拍手してしまった。天使のような笑顔に、5歳とは思えない身のこなし、将来が楽しみだ。

NumberWebより一部のみ引用。966号本文をお楽しみに

🌹プルシェンコの話にまた羽生選手との共通点が見えた。それは物事や自分を俯瞰し客観視する能力だ。スケートの進化を心から喜びそこに向かう選手への本物のリスペクトが伝わってきた。