SP「秋に寄せて」でさっそく魅せてくれたステップシークエンスの魅惑。
今回はジャンプを前半に集め後半は羽生ステップが見せ場となる。
ステップシークエンスは複数のステップやターンを組み合わせて
氷上に図形を描きながら移動する。
コレオシークエンスは技も何でもありだが
ステップシークエンスはレベルがありレベルがつくターンやステップが決められている。
さてルール改正によりコレオシークエンスが見直され採点方法にも変更が見られる
オータムクラシックのステップとコレオで確認してみよう。
~新ルール~
ChSqコレオ重視・採点も変わった
コレオシークエンスはプログラムの華
●基礎点が2点から3点にアップ
●GOEの加点法はコレオだけの仕組みに変更
「 コレオグラフィック・シークェンスでは,基礎点3点
このパーセンテージの大きさはGOE のどの段階においても同じであるが
他の要素よりも大きくしている」.
-2,50 -2,00 -1.50 -1,00 -0.50 3.0 +0.50 +1.00 +1.50 +2.00 +2.50
コレオGOEは0.5ずつ増減する(ジャンプやステップと異なる)
もしGOE5だと 3+2.5=5,5
旧ルールでは
GOE満点は基礎点2+GOE3×07=4.1だったから1.4点高くなる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
Originオータムクラシック これは1枚目のパンケーキです
Chsq基礎点3 ジャッジ3343222 平均2.6
3+0.5×2.6=4.3・・・・伸びしろ1.2(5.5満点)
コレオにはレベルがない。基礎点とGOEの合計で決まる
フリーの見せ場はやはり後半のコレオシークエンス。
コレオをジャンプで挟むのはすごい迫力だ。ジャンプ構成は試している
後半 ジャンプ/ジャンプ/コレオ/ジャンプ/スピン/ スピン
4T-1Eu-3S→ 3A-2T
4T-3A → 3F コンボ 3A?
ロシア杯2017でコレオは満点だった!
コレオはフリーだけ
コレオシークエンスは羽生選手の個性全開のイナバウアーやハイドロを組み込める
自由度の高いシークエンスである。
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stsqステップシークエンス.
レベルごとに基礎点が決められている(旧ルールと同じ)
レベル4 3.90
レベル3 3.30
レベル2 2.60
レベル1 1.80
しかしGOEの加点方法はジャンプと同様10%ずつの増減となる。
SPステップは羽生選手の18番だ。
何度もレベル4+GOE満点を獲得。
羽生平昌五輪SPのステップシークエンスは
レベル4でなおかつGOEが満点だった。
🔶旧ルールでGOE満点だと3.9+GOE3×0.7=6
🔶新ルールでGOE満点だと3.9×1.5=5.85
ステップシークエンスは高度の技術を要するものであり
ルール改正の意図からするとこのスコアの低下には矛盾を感じる。
オータムクラシックでは最高のレベル4
Stsq4 3354455 平均4.2
基礎点3.9 3.9×1.42 =5.54(満点は5.85)
羽生選手が今回ジャンプを前半に集めたのも
このステップに並々ならぬ思いがあるためでそのブラッシュアップが楽しみでならない!
動画 オータムSP「秋に寄せて」
https://www.youtube.com/watch?v=RgaA3g-Hu5c&feature=youtu.be
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