当日・・・異様に緊張している私にJは
『大丈夫だ。俺が近くに行く。安心しろ。』
と言ってくれた。
それでも不安で一杯だった。
会いたくない・・・。
これが正直な気持ち。
約束の時間に少し余裕を持ってJの家をでる。
東京駅でレンタカーを借りて Jには地下駐車場で待ってもらうことにした。
ここから10分くらいで元カレの家に着く。
近くに着いて 連絡をする。
『もしもし・・・ついたんですけど。』
『出かけてていないんだ。』
何ですって? 時間指定したのはアナタでしょ?とむっとする私。
『あと20分くらいで着くから 待ってて欲しい。』
正直 帰るよ?と思った。
時間が経てば レンタカーの料金だってかさむ。
『あのさ・・・時間指定したのはそっちだよ?しかも借りなくて良い車借りてかなりの出費なんだから考えてよ。』
『とにかく 待ってて。』
最後くらい気持ち良く応対できないものか・・・と憤慨しつつ待つ。
20分たっても来ない。
再び電話。
『悪いけど もう少し掛かる。』
半分あきらめも入って 『もういいや。帰るよ?。』
『それは困る。待っててくれ。』
そうして暫く待って やっと到着。
私も知っている男友達が同席。
・・・・私にはひとりでとか言っておいて自分は友達連れ?
『悪いけど鍵あけてくれる?荷物さっさと運びたいから。』
鍵を開けてもらって。
『悪いけどあがらせてもらいます。』
私が買って 大事にしていたものも 持って帰りたいものもあったけど。
あきらめて 最低限の私物を運びだし・・・
『エンジンだけは持てないから 手伝ってくれますか?』
友人の手も借りて 車のトランクに入れてもらう。
そして
『これで終わりです。お手数かけました。さよなら。』
と 相手の顔を殆ど見ずに 車に乗った。
一路 Jの待つ駐車場へ。
かなり遅くなって 帰る前に電話を入れ 事情を説明してあったので Jは待っていてくれた。
レンタカーからエンジンなどをJの車へ移し変え 私は車を返しに行った。
帰り道 Jに
『イヤなものに付き合せてゴメンネ。これでやっと終了しました。ありがとう。』
と言うと
『イヤな思いはお互い様。これでスッキリしただろ?もう忘れちゃいな。』
と言ってくれた。
1日無駄に時間を使ってしまったけれど これで元カレとは完全にオシマイになった。
私は 無事に終わったことでホッとしドッと疲れてしまった。