Lとの決着をつけている間、Rと車の中で待っていた。

子供には見せたくないシーンだからね。

RとはJより前から知り合いだった。

私はYよりも強い存在と思っているみたい。

Yに口止めされたことも 私には話してくれる。
ばれたとしても Rを怒ると Yは私に叱られると知っているからだ。

頻繁に新しい男の名前が出てきたし その男の車がどんなのかも 教えてくれた。

どうやら頻繁にRを連れて出掛けているらしい。

Aさんの話題も出て来た。
その中でAはママに車を買ったと教えてくれた。
YがJとの婚姻時に堕胎をした相手との精算にY母にも立ち会ってもらいました。


電話で相手(以後L)に連絡し 出て来て貰うことに…。

相模原まで出向き はっきりと もう連絡しないこと そして連絡しないで欲しいことを伝え 了解してもらった。

まぁ こんだけメンツが揃えば了解するだろうけどね。

Jには謝罪をしてもらいました。

Yは土下座してたけどね。
Lに関してはすぐ決着ついたんだけど また問題が発覚したんだよ…
面識はなかったのですが 緊急事態と言うことで お話をする時間をいただきました。

自分はYの友人だと言うこと。
Yには借金があり 自分だけの力ではどうすることも出来ないこと。
男関係にだらしがなくてRにも口止めしていること。
教育上良くないだけではなく 住んでいる団地の噂にまでなっていること。

…など 相談し これ以後 立ち会って頂いて解決していく事を約束していただきました。

Yに対しては激怒の一言につきました。

Rが居る以上 どうしても借金は何とかしないといけない。


そこで私とJは相談のうえ Yの母親(父親は他界)に話すことに・・・。


ほんの少しの額ならば ここまでしない。

したくもない。


だってね 調べさせたらね 総額150万位なんだよ?


児童手当が入るにしろ Yが働くのは月7万くらいだよ?


払えるはずがないじゃない。


生活もしなくちゃいけないのに・・・・月3万5千円位の家賃だって滞納したとかしてるんだからさ。


そこにAさんが保証人になって教習所のローンまであるでしょ?


そもそも 生活できるわけがないのよ。


甘いの。完全に。


親に嫌われるからいやだと泣いたけど 男と別れたい でも生活できないじゃどうしようもない。


私は 勇気を振り絞ってYの母親に電話をした。

Aさんから聞いたお話。


Yが言ったこと それはね・・・・・


別れたい。

でも今月の生活費がない。

だから 今月の生活費は出して欲しい。


これじゃあ 納得しないでしょ・・・・・。


しかも教習所に免許を取りに行っているY。

無免許のYに車の運転をさせて Rの送り迎えを許しているそうな・・・。


もうイヤだ・・・・。

大事な娘のRを無免許運転に乗せるとは何事?

運転に自信があるからとかそう言う問題ではないよね?

本当にバカだ。


いろいろ話しているうちに 心労からなのか Aさんがその場に崩れる。


車で来ていたので Aさんの車で 私が運転して家まで送る。


帰りにタクシー代をくれると言うが断ってYと帰る。


その道すがら聞けば Rの運動会が明後日だという。

なのにお金がないから お弁当をどうするか考えているという。


私だって余裕があるわけじゃないけど 一万円をYに渡して お弁当のおかずやらの足しにさせる。


私っていったいなんだろう・・・と考えながら帰宅する。 





何度も何度もAさんに呼び出される日々。

それを繰り返したころ Yから相談があった。


『ももりん・・・Aと別れたいんだ。他に好きな人が居るの。その人と付き合いたい。』


『どうすんの?もうその人一筋にできるの?』


『うん。約束する。Aに鍵を返して欲しいと言ったのに返してくれないんだ。何されるか怖くて・・・』


確かに。

Yのうちは チェーンが壊れているから 鍵を変えない限りAが勝手に入って来る可能性はある。


『まぁ 私からもAさんに話してみるけど・・・。』


そして Aさんからまたメールが入る。


『Yが別れたいと言っている。何とかして欲しい。』


私に言ったって仕方ないのにどうして この人は他力本願なんだろう・・・・。


『別れたいと言っているものを私にどうすることも出来ないと思います。とりあえず 鍵は返したほうが良いです。アナタのうちではないのだから。』

『イヤです。鍵は返しません。』


『イヤって言ったって仕方がないでしょう? 彼女には子どもも居る。だからアナタが鍵を返さない限り恐怖だと言っている。好きな人に恐怖感与えてどうするの?鍵を返した上でちゃんと話したほうが良いと思います。』


毎日そんなやり取りが続く。


『Yにもう一度プロポーズしてみます。きっとわかってくれるはずですよね?』


だめだこりゃ・・・。


Yから連絡が入る。

どうやらAさんは婚姻届をもってきたらしい。


相談の為 Yに呼ばれたので家に急ぐ。


着いて 暫く話している間にもメールは届く。


『今 Yの所に向かっています・・・・。』


げっ


Yは恐怖で顔がこわばっている。


『ももりん 悪いけど傍に居て欲しい。説得するのに協力して欲しいんだ。』

『いいけどさ・・・。話して聞くの?あのAさんだよ?』



なんでこう ストーカーみたいなのが増えてるんだろう・・・。


ももりんは まだ夜中に実家の近くのファミレスでバイトしてましたから 連絡を受けたのは深夜0時過ぎですよ・・・。


私よりも10以上年上のこの人は ご存知 ウソツキYの婚約者です。


『またYが・・・またYがオトコを引っ張り込んで寝てるんですっ!!すぐ来てもらえませんか!!!』


・・・・・・・ほぼ絶叫。


『わかりました・・・。今からそっち帰るんで向かいます。』


いつもならば 下道で帰るんですけど その日は急ぐんで首都高使って帰りましたよ。

なのにね・・・


着きましたって連絡したら 今日は二人で話し合ったんでいいです。






ふざけんなぁ~。

急いで首都高まで使わせといて!!!


はぁ~疲れた・・・・。


あれから二日後 Yはまたやらかしました。


懲りない女だよねぇ・・・


何をやったかって?


はい・・・結婚を約束したカレシ以外のオトコとホテルに行っていたんです。

実家に娘を預けてまでして・・・。


そのオトコって?


そう・・・前に書いたJと結婚しているときに堕胎をする原因になったオトコです。


まだ切れていないんですね。


何を言っても無駄なのでメールを打つことにしました。


『聞きました。またオトコに会いに言っているそうですね。帰ってきてください。Rのことで話し合いをしましょうね。』


『今からかえる所。オトコって何のこと?友達と会ってるだけだよ。』


『いやいや。タレコミがありましてね~アナタの嘘は全部ばれていますから。』


『・・・。電車が事故で遅れてるから 何時になるかわからない。』(これも嘘)


『なんなら 迎えに行きましょうか?相模原でしょ?行きますよ?』


『帰ったら連絡するから。必ずするから。』


『信用できません。』


暫くして 実家に泊ることになったと連絡が・・・。


これも嘘。 実家に電話するか直接行くよと言ったら白状した


Yが話すことは嘘ばかりで 信憑性がない。


『ね?また嘘ばかりでしょ?もう十分だよね?Rは私が育てます。』


『イヤ』とまた泣くY。


『では なぜ嘘ばかりつく?しかもこの間約束したのに・・・。2日しか経ってないんだよ?アナタが私だったら信じられるの?そう言う人に子ども育てて欲しいの?』


『信用できない・・・。私って信用できない・・・。』


それでも 逃げ回るY。


もしかして・・・と結婚を約束しているほうのカレ。Aさんを見張ってみたら・・・。

Aさんの仕事車が駐車場に帰庫。


何か様子がおかしい。


Aさんが帰宅するようだ。


誰かが乗っている。


あれはYだ。


仕事車にどこかで乗せたんだ・・・・。


コンビニによる模様。


コンビニで声をかける。


『Y・・・・・。』


びびるY。


逃げるってことはさ・・・Rは私が育てても良いってことだよね?と聞くと 泣き出す。


そもそも このタレコミは このAさんからなのね。


なのに庇うのはなぜなんだろうなぁ・・・・。


私たちを振り回したいだけなの?


その日はAさんに 私達の気持ちと覚悟を話して 帰ることにした。


私たちだって疲れてますから・・・・。


Yには本当に誰かひとりに絞らないと考えがあることも話して 私たちは家路についた。

今まで 私は散々Yを許してきた。

本気で怒っても・・・


Yは最初 私は 彼女を責めることはしないと思っていたようだ。


私の怒鳴るでもなく 静かな怒りに Yははじめて恐怖を抱いた。


『どういうこと?自分のカレシのことよりも 子どもの居るYのことを考えて 多少カレシが不利になる条件でもYとRを守ってきた私に対して この仕打ちは何?』


『え?・・・変な意味じゃないよ?』


『だってさ このメール Yならどう感じる?』


『・・・』


『もう 知らないよ。Yのことはもう面倒見る気はない。悪いけどあなたのして来た事は全てJに話したよ。その上で Rは私が育てる。たとえ産んだことは無くても あなたの生活よりはマシ。オトコを取っ替えひっ替え 1週間の間にも複数泊めたりとかさ。子どもの為にはならない。あなたにはRは任せられない。』


イヤだと泣くY。


問答無用で話しを続ける。


『だってYはRは可愛いと思ったことがないと言ってるじゃない。なら私が育てるよ。愛情一杯で。』


『最近は可愛いと思ってる。だから取り上げないで。』


『だったら なぜ教育に悪いような生活をする?見本に成ってあげるくらいの生活を。それ見てRは育つんだよ。アナタの所為で捻じ曲がった人生歩むかもしれない。今は訳がわからなくても成長するにつれて あの時ママはあんなことしてたんだ・・・って思うんだよ。その時YはRに対して何を言っても説得力はないよ。そんな人に育てて欲しくない。』


『・・・そこまで考えなかった。口止めすればそれでいいと思っていた。』


『バカじゃないの?Yは自分がそういう親に育てられたい?』


『イヤ.』


『ならば 改めなさい。じゃないとその時 本当に私がRを育てるよ。』


携帯を渡してもらい チェックする。


案の定 マズイと思う所はポッカリ消してある。

それを聞くと メモリーが一杯だったから消えたと嘘をつく。


その前のは残っているのに・・・

問いただすと 結局みとめた。

内容を確認し その時の気持ちを吐き出させて 聞いてみると。

あきれた。


あること無いこと 自分の都合の良いような嘘ばかりついている。


どうしようもないので とりあえず結婚を約束しているオトコ以外とはもう会わないと約束させて 疲れ果てて 帰ることにした。


帰ろうと背を向けて階段を降り始めた私に

『・・・ももりん。本当にゴメン。』と泣きながらいうY。


思わず Yを抱きしめて わかって欲しいだけでいじめたいわけではないんだよと伝える。


Jにはオマエは甘いと言われたが 今度こそわかってくれると信じていた。


・・・・・さらに裏切られるとも知らず・・・


私はJの知らないYの秘密をいくつも知っていた。


Jには今更 話すこともないと思っていた。


でも 我慢の限界を超えた私はJが哀れになった。

Yの所に向かう途中・・・・Jに話し始めた。


『あのね・・今まで黙っていてごめん。Jに話していなかったことがあるんだ。』


『・・・?それってオマエのこと?』


『ううん?JがYと結婚してたときの出来事。もう離婚したんだし 言うこともないと思っていたんだけど。』


『話してくれ。どういうこと?あいつのことだから何があってもおかしくないけど。』


『うん。実は・・・』


それから私は 私がYと知り合ったばかりのころ 

実はYは他のオトコの子どもを堕胎していたこと

そのオトコと今も続いていること。

他にもオトコが居たこと。

離婚に至る本当の原因は 

今はもうだまされて捨てられてしまったけど オトコにプロポーズされたことが原因だったこと。

いまでも複数オトコが居ること。

複数のオトコに会うのに娘のRに口止めしていたこと。

そしてRの居る環境で、次々に住んでいる団地にオトコを泊めていること。


・・・などいろいろと知っていることを全て話した。


Jの顔色は変わる。

娘のことにもかかわることだしね。


私は言った。

『私はRが可愛そうでし方がない。引取って私が育てることも考えている。』


Jは

『ありがたいことだと思う。ただあのオンナに育てられてRは影響されているのがわかる。そんな娘と暮らすのはちょっと・・・・』


Jは悩んでいた。


そうしている間に Yの住む団地が見えてくる・・・。