前日から熱を出して仕事も休んでいたJ。

その日 ちょっと良くなったようで Rを連れて入学祝の文房具を買いにっていた。


Yから嬉々としたメールがきていた。

『私も連れてって欲しいなぁ(ハート)って言ったら駄目だって言われた(笑)』

だってさ。

今日はご飯を食べてってもらうんだとはりきっていましたが・・・


Jからメールが着たのとYから二人が帰ってくるというメールが同じくらいにきて。


私はJとメールを始める。

『入学祝買いにいったんでしょ?良いことしたね。』


『ももりんに散々言われたし・・一応ね。』


『この後 会いたいなぁ』

『会えるよ。彼女出ていったのか 今日帰ってこないみたいだし。』


マジマジ?って飛びついちゃった。


『会いたい!どこまで行けばいい?』

『これから ここ出るから こっち来れる?』

『うん。じゃあ 今から出ます。高速使うから1時間ちょっとかな。』

『わかった。じゃあ ○インター越えたら電話して。』


Yからもメールが着てて・・・

『J これからオンナんとこ行くみたい。泊るのかと思ったのにィ・・・』

と悔しそう。


スマン・・・それは私だ・・・とは言えず・・・・


『そうなんだ。私これから バイクにガス入れてちょっと走ってくるんだ。また連絡するね。』

『気をつけてね。』


そんな会話を早々に終了し 私はJの待つ場所へ急いだ。

夜だったのもあって 早く着いたので Jはびっくりしてたなぁ。


いまからだと 泊りだよね?

Jはお財布に殆どお金入ってなかったみたいで・・・

『銀行しまってるから 明日下ろして渡すね。本当に悪いな。』


お金持っていて良かった。


Jとの長い夜はこれから始まる。

いろんな話しをして有意義な時間を過ごせた。


つづきます・・・

彼にはもう会いたくなかった。

鍵も会いたくないが為に わざわざ 彼の実家に郵送した。

手紙を添えて・・・。


鍵を送ってしばらくした ある日。

バイトあがって携帯を見ると・・・着信が何回もあった。


Jかな?と思って着信履歴を見ると・・・

確かにJからもメールがあったり着信があったりしたけど・・・


彼から・・・


どきっ


出たくなかった。

そうしている間にも また着信。


でない私。


そうしているうちにメール。


『終わりにするにもちゃんと話しをしろ。こんな鍵を勝手に送ってきても困ります.』

だけど・・・

怖くて出たくない。


・・・良く考えた。

ストーカー紛いのことをする人。

家までまた来られても困るし・・・。


意を決して 電話をかける。


プププ・・・トゥルル・・・ガチャ

『もしもし・・・』


『オマエねぇ・・・勝手だよ。』


『だって話したくないし。怖いし。』


『何で怖いのよ・・俺が何をするっていうの』


『ストーカーみたいになるじゃん。○○の時も××の時も怖かったし・・・。』

『周りに聞いたら それはストーカー行為と変わらないって・・・。』


『もう罵倒されるのはイヤだし・・戻ってこいと言ったのは貴方なのに ひどいことを言われたり されたりはもう耐えられないから。さよならです。』


『俺は捨てないでっていつもいってるじゃん。最近はひどいことも言ってないししてないでしょ?』


『でも もうイヤなの。とにかく今は離れたい。しばらくしたら もしかして 戻りたいって思うかもしれないし・・・。』

私はさよならしたくて必死だった。


『絶対 思わないって。おまえは。ここで切れたらオシマイ。』


『気持ちは変わらないから。』 


やりとりが続いて・・・


『わかった。じゃあ ここにある荷物引取にこい。それで終わりにするから。』

『ある程度は引上げてきてあるし 捨ててくれて良いから。行きたくないし 悪いけど会いたくないの。』


『オマエ・・・最後に幕引き位ちゃんとしろ。ちゃんとしないなら納得できないから。』


『・・・わかった。取りに行くのに後で連絡します。』


私の辛かった6年は終わり。あとは 荷物だけとなった。

これでJだけ・・・私の心は少し軽くなった。 

当日 Jは仕事だったので 仕事に出たころから 携帯で話をしていた。

彼女持ちで 同棲しているJにチョコなんてとんでもないしね。


何にもしてあげられないけど。


Jが

『なぁなぁ・・マジ話ししていいか?相談あんだ。』


『なぁに?ももりんでいいなら聞くよ?』


『彼女さぁ 俺と結婚するつもりないとおもう。その話題すると逃げるし。』


『今までも利用するだけの女に見えてるよ。Jが見とめたくなかっただけでさ。周りにも言われてたでしょ?』


『そうなんだけどさ。付き合って同棲してまだ1年経ってないのにエッチは半年してないしよぉ。』

『これって付き合ってるっていえんのかなぁ?』


『普通じゃ考えられないよね・・・』


『だろう?恐らく他の男いんだろうな。だから今朝 彼女に話をしたんだ。』


『なんて?』


『結婚するつもりがあるならこのまま付き合う。でも そのつもりがないのなら出ていってくれ。って。』

『プライドだけは高いオンナだから 俺より良い奴はいっぱいいるよ。俺にはオマエはもったいない。って言ってやったんだ』


『そうなんだ・・・それで彼女は?なんて?』


『ちょっと考えさせて欲しい。だってさ。』

『即答もできないでやんの。この間 自分の分の家事だけやれば良いっていったら 本当にそうしてるし もう駄目そうだよな。』


『そっか・・・ももりんも彼とはあってないし。(この時もうあってなかった)』

『鍵も郵送で返したし・・・。Jの事本気になっちゃ駄目なのかなぁ?』


『もうちょっと待って。今はまだ駄目。』


『そっか・・・。ちょっと辛いな・・・・。』


話してるの辛くなったから 話題変えて・・・

『R(Jの娘)小学校入学なんだから お祝いくらいしてあげなよ?』


『いや もう会わない。してやるつもりもない。』


『何で?かわいそうだよ。おめでとうって言うだけでもいいのに・・・。』

何度も言いましたけど Jの返事は相変わらずで・・・。


この人 自分が1番過ぎるんでは・・・?とちょっと疑問に思いました。

Jとあった日 複雑だった。

ひとつになっているときに 彼女からの電話が鳴った。


平気で電話に出るJ。


笑って話している。

スノボに行く約束とか 仕事についていく約束。


何も私と居るときに・・・お互いを愛し合っているときにそんな電話に笑顔で出なくても・・・


帰り道 私をバイクの置いてある場所まで送ってくれている間にも 自分から彼女に電話したりしてるし・・・。

彼女の誕生日プレゼントを帰りに買いに行くと笑顔で私に言わないで欲しかった。


神経が信じられなかった。

こんな関係やめようかと思った。


でも やめるには好きになりすぎていた。


結ばれてからすぐ後のお正月休み。

Jは彼女達とスノボに出かけていた。


ちょっとまずいかな?と思ったけど おめでとうが言いたくて メールを送った。


『Happy Birthday!素敵な1年になりますように』


送ったのはたったそれだけ。


返事は期待していなかった。

そうしたら すぐに返事か着てびっくり。


『ありがとう。お土産買って買えるよ。帰ったら会おう。休みいつまで?』

嬉しかった。


数日後に会う約束をして 約束の日。


お土産を受け取る。キーホルダーだった。

それは今も家の鍵につけてある。


Jの初めてのプレゼント。

大切な思いで。


時期は前後しますが・・・・


母方の叔母が仕事中にくも膜下で倒れました。

一時は命の灯も揺れていて・・・


一命を取り留めましたが 兄弟や親類が交代で病室に泊ったりしていました。


(現在は健在ですし 通院はしているものの 後遺症も殆どなく元気に暮らしています)


当時は叔母の子どもたちも学生で学校もあり そんな子達を毎日泊らせるわけにもいかなかったので皆で協力していたんです。

私は当たり前だと思っていました。


私は昼の本業のほかに 夜 近所のファミレスで働いていましたが 何かあったときにすぐに動けるように 職場に話してありました。


母方の親類の家は同じ市内に殆ど集まっていましたので丁度良かったと思います。


そんなこともあって 私は暫く 彼の家に行かないし 休みの日も遊べない事を話していました。

実際 そんな気分でもありませんでしたから。


電話は毎日入れていました。

ある日 会社の帰りに寄れと言われて 寄ったんですね。


そうしたら なんて言われたと思います?


『おまえが傍に居たからって そいつが良くなるわけじゃないだろう!無駄だ!』


信じられませんでした。


亡くなる方も多いこの病気。

母から聞くのは 毎日違う人間になっている叔母の姿。

自分が誰なのかもわからず どこに居るのかもわからず・・・

稀に思い出すことがあっても 次の日にはまた忘れている。


後に 寂しかったから そんなことを言ったと彼は言いましたが・・・・

私にはもう 彼を信じてついていく気分は殆ど無くなりつつありました。


言葉って大事だなぁ。


ひとこと

『俺は大丈夫だから しっかり付いていてやれよ。たまには元気な顔だせよ。』

って言ってくれていたら・・・


どんな無理をしようと 彼のうちに寄ろうとも考えたかもしれません。


人とのつながりや 付き合いは おもいやりが大事・・・それを思い知らされた出来事でした。

 

私は当時 夜もファミレスで働いていました。

本業が残業で バイトにも間に合わず(連絡して了解はとりました)

彼のうちによってから バイトに行けと言われていたのに 無理でした。


『残業中だから 寄れない。バイトもおくらせてもらったから 終わったら直接いくね。また終わってから連絡する。』


そう連絡してあって。


かなり遅くまで残業して 終わったので 会社を出て バイクを置いていた所に向かっている途中。

電話をかけた。


『今終わった。これからバイクのところに向かう。』

『本当に残業したんだ?』

疲れてるのに・・・と ムカっとしながら

『本当です・・・』

と答えると・・・

その時 毎時00分になるとなる鐘の音が・・・

『何の音?』

『○○の鐘の音だよ。毎時00分になる奴。』

『ふ~ん。こっちも聞こえてるよ。(にやっ)』





・・・・え?

家に居たら聞こえるはずないんです。

耳を澄ますと・・・受話器の向うからも同じ鐘の音が・・・


『後ろ振り返って。』


くるっと振り返ると・・・


真後ろに彼が・・・・


ゾクっっとしました。

怖かった。


それ以後も 似たような事があって・・・


これじゃあストーカーじゃん


何かあってからじゃ怖いし・・でも別れを切り出したら この人は何をしでかすかわからない。

本当にどうしていいかわからなくなっていました。

12月も終わろうとしているとき。

とうとうJと結ばれてしまいました。

お互いに相手が居るのに・・・


『広い風呂に入りたい。付き合えよ。』

の言葉に 素直に乗ってしまった私。


何度も会って 話しをして 口は悪いけど Jと居て安らぎを感じてしまっている私。

好きだなと思ってしまっているのも事実。


本当は自分だけを見て欲しい。


でも 踏ん切りのつかないJ。


前の日 仕事納めだったのにもかかわらず 就業直前にトラブル発生。

Jと会いながらも トラブル処理に終われていた。


そんな私でも Jは怒るでもなく受け入れてくれた。


嬉しかった。


Jに包まれて 幸せな時間を過ごした。


でも 私にも問題は残されている。


彼のことだった。 


Jと会うようになっても kissはもちろん直ぐに関係を持つような事はしなかった。

会って お喋りをして ご飯を食べる。

ただそれだけ。

それでも 満たされている自分がいる。

彼には言えない行動。
戻ると決めてからは華麗害の男性との行動は 自ら避けていたのに この変わりようは あの日から。

そう お互いを確かめあう為じゃなく自分の欲望の為だけの行為をされたあの日から。

Jだけを見ていたい。
でも 彼の行動がこわい。
私の心が安定しないのは 他にも原因があるのだ。

Jと会う少し前に・・・

Yから相談された。


付き合っている人はいるのだけれど Jの元に戻りたい。


子どものことも会ったので Jには キチンと話しを聞いてあげて欲しいと頼んでみた。


だけどね・・・口では『Jのところに戻れるならば いつまでも待つ。他の人は全部切る』という癖に 一向に切る気配もなく 次々に男と会っている。

新しい人の話しも聞くようになる。


疑問・・・


でも Rのことを考えると Jにはキチンと対応して欲しかった。


『Yがこれからあなたに電話をするから。元に戻りたいと言っているから ちゃんと話しをしてあげて。YESでもNOでも ハッキリと返事をしてあげて欲しい。』

と連絡をした。

Jからは

『わかった。元に戻ることは絶対にないけど・・・ハッキリと伝えるから心配はしないでいいよ。』

と返信があった。


小1時間してから Yから着信が・・・


『ももりん・・やっぱり戻れないって・・・あきらめたくないから いつまでも待ってるって言っても駄目だった』


私は 慰めることしか出来ず でもひとつだけ強く言った。

『他は全部断ち切って待つのが本当なのに Yは口だけだよね?それがわかっているんじゃない?信頼を裏切っているのだから あきらめるしかないよ。ハッキリ言ってもらえるのも優しさなんだと思うよ。』


それからも Yは複数の男と関係を続けていた。


見捨てられないのは Rのことがあるだけなのか 私はわからなくなり始めていた