宮脇咲良に投票して頂いた、さくらーの皆様お疲れ様でした。
【スピーチ全文】
HKT48 TeamKⅣ/AKB48 TeamA兼任の宮脇咲良です。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。
(お辞儀)
去年はファンの皆さんから11位という夢への素敵なチケットをもらったと思っています。
そして、私はそのチケットを持って、選抜という列車に乗ることが出来ました。
その選抜が連れて行ってくれる場所は、凄く、きらきら輝いていて、夢に溢れていました。
でも、選抜は何事も進むスピードが、とっても速くて、追いつていくのに必死で、先輩たちが、キラキラ輝いているのをみて、自分の未熟さばかりが、目についてしまいました。
すごく悩んでいるはずなのに、なにに悩んでいるのか解らなくなったり、東京で一人でいることが多くなって、毎日一人で葛藤する日々が続いていました。
でも今年の総選挙を通して、私は一人で立ち向かっていたのではなくて、廻りを見れば、沢山のファンの人たちが、私と一緒に戦ってくれていたんだなと、改めで実感しました。
本当にみなさんありがとうございます。
そして、HKT48はAKB48の姉妹グループとして先輩たちの切り拓いてくれた道を歩んでいます。でも、その道を歩んでいるのはとっても楽しいけど、もう、そろそろ、先輩たちに頼ってばかりではいけないなと思っています。
マジすか学園の、セリフの中で「道を開けろよ」言ったんですが、これからは、先輩たちが、切り拓いた道ではなくて、自分達自身でで切り拓いてくれた道を、歩んでいきたいなと思います。
そして、来年は、あの一位の席に座って、誰も見たことのない新しいAKBを作りたいです。
まだ駆け出しの私が、こんなことを言うのを、本当に生意気で、本当に失礼だと思うんですけど、「AKBを壊したいです」
先輩たちが今まで作り上げたAKBを壊すのではなくて、新しいものを作るには、まず、壊すことをしないといけないと思うから、(一旦、スピーチが躓きました)これからも、今の私になにが足りないのか常に考えながら、一歩一歩、皆さんと一緒に進んでいきたいと思います。今日は本当にありがとうございます。
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まずスピーチですが、「よく考えて準備したスピーチだな」というのが、第一印象に残りました。
いろいろ言われている「一位発言」については、それだけの心構えで、これからも頑張る決意表明として受け取りますので大丈夫です。
「壊す」発言は、日本的な考えではなかなか受け入れられなくてびっくりする発言ですが、スクラップ&ビルドの考え方で、大人の社会の中では多々見られる言葉です。強い語気で話す姿は、、、少し古いですが、小泉首相が「自民党をぶっ壊す」という発言を彷彿させるものがあります。
このスピーチの最中に、総監督のたかみなさんや、NMB48のさや姉の表情が抜かれていましたが表情に大きな驚きはありませんでした。
その表情を見て、「神7」という領域は
「新しく創造する」
そのことが、トップランナーの使命、そして義務なのだと改めて感じました。
スピーチを受けて私は、「咲良は咲良らしく頑張ってほしい」、「駆け抜ける咲良さんを見失わないように一緒に応援をしていきたい」と強く思うのでした。
ヤフオク!ドームにいっぱいさくらが咲きました。