歴史の本を読んだりして知った事と、
歴史の授業や口語訳・現代語訳が、自分の中で一致しなくなったから。
学生時代などでは、それが当然でしたが、
他人の解釈に納得出来なくなった時期があり、
その時に、なんの意味もなく始めたのが始まり。
結局、その時の感覚は正しくて、
自分で、漢字の字源や表記を調べる事によって、
意外に現代に残る、漢字の形が本来とは違うのが多いという事に
気付かせて貰いました。
漢字は、異体字と言われるのが、実は「別字」である事も多いです。
例えば、古事記の中で登場する「菟」を多くの方は、
「うさぎ」と読むと思われます。
しかし、調べれば分かりますが「ヒルガオ科の寄生植物」と出ます。
なので、きちんと調べなければ、
間違って覚えている漢字が多いと思います。
また、漢字の意味は時代によっても変化します。
「邪」の漢字を見ると、悪い事の意味と思われるでしょう。
こちらも、本来の意味としては、「琅邪郡」という
「現在の山東省東南部と江蘇省東北部にまたがる地域に設置された。」
古代の「魯国」に存在した地名である可能性が高いです。
「琅邪郡」と「琅邪」のどちらが正しいのかは分かりませんが、
元々、「悪」のイメージではなく、
後世になって付けられた意味と言えそうです。
これらをパズルのピースとして当てはめる事で、
あまり、表に出てこない情報を知ることが出来てハマっています。