12月17日(日)に、津軽石川河川敷で【第46回 元祖・鮭まつり】が開催されました
隣の山田町では、鮭が不漁のため鮭まつりが中止となっていましたが、宮古では無事に開催されました。
朝方に降った雪が積もっていましたが、すっきりと晴れて、気持ちの良い祭り日和となりました
今年も朝早くから、長~い行列が出来ていました
この行列は、先着200名限定の「鮭のつかみ捕り券」を求める人たち。
先頭の方は、朝6時から並んだそうです。寒い中、お疲れさまです
市場価格が高騰しているので、1回1,000円でチャレンジして1匹もらえるなんて、かなりお得です
格安で販売されるまつりでは、生鮭の販売や、新巻き鮭等も人気を集めていました。
10時頃になると徐々に雪が溶けて、オープニング餅まきが行われる頃のステージ前は泥んこに・・・
さすがに餅まきが出来ず、前代未聞の「餅配り」になりました(笑)平等に1つずつもらっていましたよ♪
さて、鮭のつかみ捕りですが、司会者も胴長を履いて川に入りますよ
手に持っているマイクを見てください。鮭のカバーが付いています♪
これは、宮古の方が着なくなった着物などをリメイクして作ったもので、鮭まつりにぴったりですね(笑)
いよいよ鮭のつかみ捕りが始まります
つかみ捕りは、1時間ごとに全部で4回行われ、各回50名ずつで行います。
参加者は胴長を履いて準備します!胴長は無料で借りられますよ
開始の合図が鳴り大漁旗が振られると、参加者は一斉に川へ
必死に鮭を追いかけます!
鮭も必死に逃げます
見ているだけでも楽しいですね~。会場中が笑顔になります
花巻市から参加したこちらの家族連れは、自宅を朝4時半に出発したそうです。
無事につかみ捕りが出来て良かったですね!宮古の鮭をたっぷり味わってくださいね♪
ステージイベントでは、民舞ショーや宮古出身の歌姫・小田代直子さんの歌謡ショー、鮭ラーメン早食い競争などで盛り上がり、お昼には鮭汁が振る舞われました。
鮭には生まれた川に戻ってくる「母川回帰」という習性があります。
宮古で生まれた子どもの鮭(稚魚)は、3~5年かけてオホーツク海から北太平洋、ベーリング海を巡り、おとなの鮭(成魚)になって戻ってきます
戻ってくる鮭(回帰率)は、2~3%と言われていましたが、更に減ってきているようです。
たくさんの鮭が戻ってくる街として「宮古鮭まつり」が、この先もずっと続きますように