ゴジラ-1.0 | Blue Cafe

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ジラ-1.0

アカデミー賞獲りましたね!

素晴らしい!

遅まきながら劇場に足を運びました。

 

正直に申し上げて、ストーリーには期待してませんでした。

しかし座席に体を埋めて本編が始まってすぐに、ぐいぐいと引き込まれて行きました!

 

「怪獣映画」ではあるのだが、時代背景が終戦後間も無くの設定で映画の冒頭、特攻から帰還する零戦の着陸シーンから始まる。この時点で「上手いな」と思いました。

 

ゴジラは水爆実験から生まれた言わば戦争の申し子。

「怪獣映画」ではあるのだが強烈な「反戦映画」に仕立てられているのだ。

 

戦地からの引き上げ、焼け野原、戦争孤児も戦後生まれの私も含むほとんどの日本人には活字や記録映像で知識としてしか知らないのだが、真に迫る映像に釘付けになる。

 

そして配役がまた実に素晴らしい。

今回個人的に、良かったと思うのは佐々木蔵之介さん。

実にいい「男」を演じていました。

 

純くんも!本当にいい俳優さんになりました。

 

田中美央さん、今回初めて知りました。

あの駆逐艦雪風の艦長役!ぴたりとハマってました!

渡辺美波さん、「アルキメデスの大戦」のお嬢様ですね。

田中裕貴さん、昨年の某国営ドラマでいい味出してましたが今回も良かった。

 

なんと言っても監督の山崎さん!

私と同年代、いや同い年。^^

 

アカデミー賞の受賞スピーチで「スターウォーズと未知との遭遇を見たことがこの道に入ったきっかけです!」と話されていましたね。

私たち世代では本当に「あの夏!あの衝撃!」って感じです。

 

山崎さんと言えば「永遠の0」「アルキメデスの大戦」に登場する大日本帝国海軍の艦艇のVFXが本当に素晴らしかったですが今回も雪風などの映像は凄すぎて一時停止してディテールを観察したくなりました。(笑)

 

ゴジラと言う「怪獣映画」+「反戦映画」+「駆逐艦雪風の活躍」とオジサンの心を鷲掴みにしてしまう3点セットは今までに見たことのないエンターテイメントとして非常に完成度が高い仕上がりとなり日本男児の血が騒ぐ映画となっていた。

 

それと同時に電化製品、自動車、アニメ、ゴジラという日本の主要な輸出産業としても改めてアメリカ、ハリウッドでも見事に認められた訳だ。

 

今回足を運んだ劇場は最近オープンした札幌はすすきのにあるCOCONO SUSUKINO

 

 

ここのTOHOシネマズにて鑑賞。

なので上映前のマナー啓発動画で「鷹の爪団」が見れるかと期待したが登場しませんでした。(笑)

 

映画が終わりエンドロールが終わったところで拍手を送ったと当時に劇場内に次々に拍手が湧き起こり、隣に座っていたご婦人に声をかけらた。お子さんが「白組」で働いていらっしゃるとの事で「拍手してもらったと伝えます!」とおっしゃって頂きました!

 

劇場に足を運んで見た何本目の映画になるのでしょうか?

見てた作品の関係者の方が偶然にも隣の席にいて声をかけていただくなんて物凄い確率ですよね!?本当にありがとうございました!

 

まだ本作を見ていない「おとな男子映画部」の諸兄、次の休みはゴジラへGOだ!爆  笑カチンコ