舌小帯と上唇小帯の手術② | La Campanula

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カリフォルニアでの、のんびりな日々を綴っています♡
夫は年上イギリス人。 2018年2月息子誕生。

前回の記事では、手術に至るまでの経緯を書いたので、今日は手術当日のことについて。


病院は、Yelpで評価の高かったlittle star pediatric dentist。

サンディエゴにあるのでOCの我が家からは一時間以上かかりますが、この小児歯科は舌小帯切除に精通しているようで、レビューがとても良かったのです。

HPに詳しく説明が書いてあったり、電話対応の受付の方も印象良かったです。


先生は女医さん。

まだオープンして新しめのようで、綺麗なオフィスでした。小児歯科らしくとてもカラフルで。


到着すると、続いて二組の赤ちゃん連れママが。

新生児っぽい赤ちゃんだったので、歯もないだろうし、おそらくこの子達も舌小帯の患者さんかな?と思いました。


すぐに呼ばれて、授乳室っぽい小部屋に通され、まずは先生とお話し。

問診票はネット上で済ませていたので、受診に至った経緯を教えて下さいと言われました。

前回のブログ記事に書いた内容を簡単に伝えると、とても同情して下さって。


診察は先生と私が椅子に向かい合って座り、先生が息子の頭側から指を口に入れていました。

診断は、
「posterior tongue tieですね。太くて短いです。上唇小帯の方も太くて短いです。」

小児科医は、「舌は普通。上唇の方はちょっとありますね」

耳鼻咽喉科医は「posterior tongue tie。でも手術よりラクテーションコンサルタントに相談を。上唇の方は問題ない」

みごとに三者三様だったわけですが、私自身は歯科医と同じ意見を持っていたので、ホッとしました。


↓術前の息子の舌小帯。生後一ヶ月で気づいた頃のもの。



↓同じく術前の息子の上唇小帯。しっかり歯茎の端まで。



前回の記事の画像と比べると、両方とも4番なのが一目瞭然です。

その画像を見せたのに、見ようともせず、普通の舌と言い放った小児科医…


さて、私は切ってもらうと決めていたけれど、歯科医の先生は手術をゴリ押しすることもなく、手術したからといってすぐに劇的な変化が必ずしもあるわけではないけれど、本当に希望するか聞かれました。

他に、
○術後は4時間ごとに患部のマッサージを4週間続けなければならないこと

○1週間は新しい舌の状態に慣れず、これまでよりも授乳が難しくなるかもしれないこと

○ジェルの麻酔が30分程できれるので、違和感や不快で泣くかもしれないこと

○術後はラクテーションコンサルタントから授乳指導を受けること

と、これらのことが守れるか、我慢できるかを確認され、同意。


レーザーで焼き切るのでハサミと比べ出血はあっても極少し、痛みもほぼなし、感染症の心配もほぼないと説明がありました。

月齢の低い赤ちゃんは痛みを感じにくい上、スジのところは神経が通ってないのでさほど痛まないそう。

幼児になると暴れてしまうので全身麻酔が必要になってくるようです。


手術は全行程5分程度、レーザー照射は1分程で、舌と歯茎にジェルの麻酔(歯医者さんでよく使われる痺れた感じになるやつ)。

手足がバタつかないようおくるみでくるみ、レーザーなのでゴーグルで目隠し。

レーザーを使うため安全上の理由と、先生が集中できないからと、親は処置室にいられず、外で待ちます。


夫は耐えられないと言って、コーヒー買いにスタバへ。

泣き声が聞こえてくるかなぁと一人待つことものの2-3分で、息子を抱っこした助手さん?が出てきました。

早すぎて思わず、もう終わったんですか??と聞いちゃいました。


息子はムスッとしてましたが、泣かなかったようです。

きっと早すぎて、何するのーと思ってる間に終わっちゃったのかな?


ドキドキしながら口の中を見てみると…

舌が動いてる!

舌を上げられるようになり、上顎にくっつかなかった舌先が、ちゃんとくっつくようになっていました。

新しい舌を試すかのように、息子はペロペロ舌を動かしていました。


術後の写真はちょっと痛々しいのでここには載せませんが。

患部は縫わないので、舌の裏はひし形に赤くなっていて、上唇はスジがなくなっていました。

でも血が出ている様子はなかったです。

口からは焦げ臭い臭いが。


息子は抱っこしているうちに眠っちゃいました。

そしてコーヒーとパニーニ片手に夫が登場。

スヤスヤの息子を見て安堵してました。いくじなしめ。


その後、火曜日はお昼休みの間にラクテーションコンサルタントが無料相談に歯医者に来るというので、時間もちょうどよかったため、みてもらうことに。

これまでのことを聞いてもらって、じゃあ授乳してみましょうとなったのですが、麻酔のジェルは30分程できれるから泣くかもと言われていたけれど、授乳の時間にも関わらず眠りこける息子。

どうにか起こして飲ませてみると、新しい舌に特に困惑している様子もなく、ゴクゴク。

しっかり吸えていますと言ってもらえました。

感動〜!


なぜって、これまではまず咥えさせるところから大変で。

うまく咥えられず、すぐにスルッとはずれちゃったり。

飲ませるのも、一生懸命飲もうと吸っているのに、全然吸えていないので、おっぱいを口の中に絞り出すようにしなければいけなくて。

時間をかけても、それでもなかなか飲めなくて。


でも術後はしっかりくわえることもできるし、頑張って手で絞らなくても息子が吸うだけでスーッとおっぱいがしぼんでいく。

こんなに違うんだ、本来はこうだったんだ!と思いました。


スケールで体重を測ってもらうと、10分程の授乳でしかも半分寝ぼけていたのに90飲めたようで。

夫の仕事の都合があってあまりゆっくりできなかったのと、息子も眠そうだったので途中で切り上げてしまったけど、もう少し飲ませたらもっと飲めただろうと思うと嬉しかったです。


その後は帰路もずっと眠り、家ではニコニコで遊び、痛がるようならインファントタイレノールを飲ませるように言われたけれど、痛くないのかな?と思っていると、夕方になってグズグズ。

いつも夕方グズグズだけど、この時は顔をゴシゴシ私にこすりつけてきたので、やっぱり口が不快だったんだと思います。

おっぱいもグスングスン半泣きで飲んで、タイレノールを飲ませようかとしているうちに寝ました。


でも翌日はもうケロリ。

不快にも感じていないようです。

1週間は辛抱してということでしたが、幸い効果てきめんで、授乳は非常にラクになり、息子も問題なさそう。

元気です。ニヤリ。




フォーミュラは家を出発前にあげたのを最後に、足さなくても大丈夫になりました。

小児科医には直母はやめ、ボトルで搾乳とフォーミュラのみと指示が出ていて、母乳量が減ってしまったので、手術後に備えて2週間前からまた直母を勝手に開始。

搾乳とフォーミュラ1日8回だったところ、12-13回直母と搾乳、フォーミュラはできる限り減らすようにしました。

そうしたら50-70mlに減ってたのが、100-140mlに復活。

術後しっかり吸えるようになり、昨日今日は直母のみ1日8回。

うんち問題も解決です。

このまま完母に移行できるかも??


ただ可哀想なのはマッサージ。

癒着を防いで患部を開かせたまま治るようにするため、4時間ごとにしなければなりません。

もちろん夜も。またくっついたり、硬くひきつれたように治っては、水の泡なので頑張らないとです。

舌と唇をそれぞれ3秒持ち上げて、3回こすって、仕上げにココナツオイルを塗ります。

ココナツオイルは柔らかくしてくれるのだそうで。

1分もかからないけど、泣くので可哀想なんです。

傷をこすられたら、そりゃあ泣きますよね…


というわけで、長くなりましたが、手術して本当に良かったです!!

はるばるサンディエゴまで行ったかいありました。

本来は術後3回は様子を見るために通うらしいのですが、うちは遠いので、来週一度診てもらって、その後は写真を送るでいいですと言ってもらえたので、来週また行ってきます。

きれいに治るといいな。