あなたの膿(う)んだ傷に花束を
堕ちた林檎
崩れ落ちた愛情
硝子(ガラス)のようなあなた
萎(しな)びた言葉
脆(もろ)く咲く花弁(はなびら)
夢を見させて
少しだけ、まだ夢を見させて
あなたとの夢をまだ見させて
物理的な幸せだけが幸福じゃない
あなたと居(い)れられたことだけ
幸せと呼べた
なのにそれ以上の幸せを求めてしまった
我儘(わがまま)と呼ぶのか
執着と呼ぶのか
欲求と呼ぶのか
欲望と呼ぶのか
そこに間違いはあるのか
あなたの笑顔に意味はあったのか
あなたの笑顔に意味を持たせたほうがよかったのか
誰が悪いとか
そうすれば良かったとか
もう言っても無駄な話
何処をどう辿れば良かったのか
消し去っても、それを証明しても
世界はモノクロ
悼(いた)む心
痛(いた)む体
傷(いた)む傷
これは鎮魂歌(ちんこんか)
私を悼(いた)む為の鎮魂歌(ちんこんか)