何をそんなに恐れてる
知らない世界の果てで叫ぶ
道に迷ったのは己の迷いの風が吹いたから
痛いのは己で傷痕(きずあと)がつくことを許してしまった
まだ生きてたい
まだ生き抜きたい
天を一直線に見上げ
負けるもんか、すべてのものに
途方に暮れても枯れても
己の花は手折(たお)れない
己の残花、どこまでも生き残る
狂気を生に変えて、生き抜きたい
この胸に誓って
襲う恐れは己の未熟さからくるもの
涙なんか要らない
不屈の咆哮(ほうこう)
この地に降り立ち、地平線を駆け出した
光、世界を焼き尽くして
闇、世界を漆黒に塗り尽くして
己、世界が灰と化しても創造し
我が命を生き抜くことに託す
傷を恐れず
光輝(こうき)畏(おそ)れず
常闇(とこやみ)怖れず
鋼の意志で切り拓(ひら)く
眼前の敵は己自身
己の至(いた)らなさを認め、弱きを認め、立ち向かうことだ
目醒めた命で生きたい
生命の産声が高らかに鳴り響く
この手の中には何も無いと思っていた
ギュッと握った手には星のように強い光があった
まだ生きてたい
まだ生き抜きたい
生命を見出(みいだ)したい
何で居るのか、何で息してるのか
苦しさに胸がもがれても
本能に咲いた花は
崖っぷちでもどこまでも生き残る
喉が潰れようが叫び、生き抜きたい
心臓を差し出しても
恐怖と希望を天秤に掛け、どちらが重いか
どちらにも値(あたい)しない
命の咆哮(ほうこう)
ひらいた大地を追い風受け精一杯駆けた
太陽、世界を照らして
月、世界を沁々(しんしん)と見下ろして
己、世界を狂乱のように愛して
我は命に生命への執着心記(しる)す
無を恐れず
真っ白な夜
真っ黒な朝
不屈の精神で疾走(はし)る
眼前の味方も己自身
己の背を凛と立たせれば風は背を押し、鼓動鳴り響く
何しに立ち尽くす
何しにひとり孤独を選んだ
どうして生きようとする
何をそんなに恐れてる
知らない世界の果てで叫ぶ
目醒めた命で生きたい
生命の産声が高らかに鳴り響く