愛したい歌が待っている

聴きたい歌がそこにある

僕は微睡(まどろ)みの中

微(かす)かに歌が聴こえた

これで最期だねって言うまで聴き続けたい

それは音楽が僕の体・精神の大半を占(し)めてるからだ

体の中の大半が水のように

それは自然なこと


歌うこと、歌を聴くことは自然な流れで

僕はこの世界に生まれたことに感謝する

だから歌に出会えた事にこの身を費(つい)やしたい

僕は那由多(なゆた)の歌を聴いてきた

体に流れる血のように僕の中に歌も流れる

時には広大な空のような

時には威厳(いげん)を持って

僕を包み込む


僕を虜にして止(や)まない

空は高く、青く、果てしない

歌も何処までも限(きり)が無く

何処までも澄んで

疾走(はし)れば疾走(はし)る程に初めのゴールの先にまた次のゴールが立っている

つまり、楽しいんだ


僕は生まれ、人に出会い

人が指差す先にあった歌に出会い

歌が指差す先にあった人に出会う

それは数多(あたま)の奇跡だ


愛したい人が待っている

聴きたい聲(こえ)がそこにある

僕は夢現(ゆめうつつ)の中

歌を描(えが)いているんだ

これで最期だねって言うまで歌と戯(たわむ)れたい

それは音楽の進歩・進化が理論的で魅力的だからだ

僕の体が歌を歌ってること

それは自然なこと


歌うこと、歌を聴くことは自然な流れで

触れれば体を心を抗うことなく満たされる

だから歌と共に息絶えたい、この身のすべてで

僕は得るべき限りの歌を聴いていたい

枯渇してるこの身に1滴の歌の雫で潤したい

時には土砂降りになって

時には雷(いかづち)が落ちる

時に包み込む


僕は空高く舞い上がり

俯瞰(ふかん)する僕の中の歌たちを

歌は僕の中の愛唱(あいしょう)

僕の中の相性

僕の中の絶唱(ぜっしょう)

息切らし、疾走(はし)れば疾走(はし)る程に歌は応(こた)えてくれる存在になってく

つまり、隣にいたい


僕が生まれ、歌が生まれ

歌が指差す先にあった愛に出会い

愛が指差す先にあった歌に出会う

それは数多(あたま)の軌跡だ