お前が手放したあいつはダイヤの原石

後悔してももう遅いだろう

権力に飼い慣らされたお前にはわからんだろう

自由とは自分を解放出来ること

その自由を与えたお前には感謝しよう

そして、俺はその自由の源を見つけて手に入れてやろう

別に縛る気なんてない

これは愛さ、あいつは太陽の女神

お前が握ってた手綱(たずな)を離されたことに感謝しかない

逃がした魚は大きい

パラッパラッパ ハハハハハ


ところで遣る瀬無(やるせな)い最近

俺の太陽の女神が見つからない

希望はギラリ

言葉はサガル

怒号飛ばす、お前は煩(うるさ)い

今更なんて遅いんだよ

もう、俺は自由に羽撃(はばた)ける手を持ってる

あいつはそれを望んでる


胸の期待は子供の頃

あいつを見てた

花園で花の王冠つくる可愛いあいつ

こちらに気付いて駆けてきた

あげるって花の王冠を頭に乗せた

そして、刃の笑顔で突き刺した

子供の俺の胸にチクリと棘を刺した

その刃が成長と共に大きくなっていく

それを恋と理解するには時間は十分過ぎる程に掛かった


何処に居(い)るかなんて

知ったこっちゃないが

シックスセンスを使い切る時だ

まあ、当てにはならないか

情報収集や人当たりなら好(よ)い方だ

俺の勘がなった

唇から牙が出る

この場所だ、俺もあいつと同じ穴の狢(むじな)ってところか

あいつも血眼(ちまなこ)になって

探してる

あいつよりも先に見つけ出せ

あいつよりも先に抱き締めろ

そして俺を好きになれ

傷も痛みもすべて受け止めるから

俺から伸びる糸は赤い

あいつに繋がる糸は何色だ?


もうお前を見捨てたあいつのところなんかに行かせはしないや

自由を十分に見い出したはずの空気

俺のこの手を取って駆け出そうぜ

見たことない世界の隅々まで

見せてやる世界の果ての果てまで

だからこの手を取れ

俺がやれる唯一無二の愛だ