悲しみよ

僕の胸の中から生まれたひとつの感情

苦しみよ

僕の胸の中から生まれたひとつの痛み

胸の痛みが大きくなりすぎて

夜を超えれない時

僕はどうこの夜を超えればいいのだろう

自然にありのままの自分でいたい

そうすればこの胸の苦しみも悲しみも無く済むのだろう

けど、それはとても難しい

花は自然のままに風に揺れ佇(たたず)む

絶えず咲こう咲こうと前を見ては生命力に溢れてる

僕はそれに憧れて自然な風に吹かれてみたくなった

なのに立ち向かうのはいつだって

失望、落胆の声

嵐の雲の中で道を探し、未知に迷い

誰かの声を、道標(みちしるべ)を探していた

そして眼を開き立っていたのは

青空の下、光溢れるwildflower


いつだって、暖かい場所を探してた

なのに僕の中は雲で遮(さえぎ)られてて

四方八方、何処(どこ)にも逃げ場が無い

上を向けば、青い空が続くのに正面には道が見えない

僕には羽根が無い

だから飛ぶことすらままならない

秋の枯葉の中を歩いていた

冬に近付く、枯れ行く季節の中でどう春を見つければいいのだろう

季節は流れ、秋が過ぎ、冬になり、北風が眼前で吹き荒れる

心は荒(すさ)み、段々と冷え込んで征(ゆ)く

ただひたすら雪降る中を歩き続けるしかない

悴(かじか)む今日が今の自分だ


今日よ、飛んでいけ

心のままに

気持ちの明けゆくままに

花は咲き誇り、我は奇麗な道となり

導く道となるだろう

そこには生命の生と死が共存してて

それは表裏一体

いつか死が待っているなら

そのいつかのために

生の種火(たねび)を精一杯燃やし尽くす

後悔や懺悔しても

それは生きることに関係無い

あくまで生きることに今という命をかけてるかが重要だ


焦燥よ

僕の胸の中から生まれたひとつの感情

慟哭(どうこく)よ

僕の胸の中から生まれたひとつの傷(いた)み

胸の痛みが大きくなりすぎて

夜を超えれない時

僕はどうこの夜を超えればいいのだろう

ありのままで居(い)ることとは何か

この胸の苦しみも悲しみもそうで在(あ)りたいと願えば消えるのか

どう、居(い)れば解放されるのか

花は自然のままに風に揺れ佇(たたず)む

何かに抗ったりせずに自然に身を任せ風に吹かれる

僕は花になりたい、どんな風も受け入れる花に

なのに聞こえてくるのはいつだって

絶望、後悔の念

荒波の中で道を見失い、未知に狂い

心の声を、研ぎ澄まして聞いていた

そして眼を開き立っていたのは

青空の下、光溢れるwildflower


いつだって、温かい涙を求めていた

なのに涙は悲しみで冷たくて

五里霧中、何処(どこ)へ行けばいいのか

上を向けば、黒い雲が掛かってて、正面には雨が降る

僕には傘が無い

だから遮(さえぎ)ることすらままならない

夏前の梅雨の中、歩いていた

夏が近付く、蒸し暑い季節の中でどう再来する春を探せばいいのだろう

季節は流れ、夏が過ぎ、秋になり、すべての息吹(いぶき)が枯れ行く

心は廃(すた)れ、段々と退廃(たいはい)して征(ゆ)く

ただひたすら繰り返される春を幾度となく待つ

悴(かじか)む心が今の自分だ


心よ、飛んでいけ

赴(おもむ)くのままに

気持ちの明けゆくままに

花は咲き誇り、我は奇麗な道となり

導く道となるだろう

そこには生命の生と死が共存してて

それは表裏一体

いつか死が待っているなら

そのいつかのために

生の種火(たねび)を精一杯燃やし尽くす

後悔や懺悔しても

それは生きることに関係無い

あくまで生きることに今という命をかけてるかが重要だ