明けましておめでとう

みんなが幸せになる

そんな歌を

愛を込めて、声を張って歌うよ

世界の隅々(すみずみ)にまで聴こえるように

私は幸せな歌を心から幸せじゃないと歌えない人だから

ずっと微笑(わら)っていたいと思うよ

あなたに言う「大好きだよ」

繰り返して言うから

道の途中で不意に聴こえた懐かしい歌を愛おしむように

そんな心を震わす愛おしい歌を贈るよ


あなたに染み渡って

私のすべてを

私の私善(わたしよ)がりな歌だけど

暖かくなる、楽しくなる

胸を焦がすような歌を繰り返すから

あなたもあなたもあなたも

手を繋いで、その温(ぬく)もりに涙出来るような

そんな歌を大きなキャンバスに描(えが)くから


両手を大きく広げて

お腹から声を出して歌うよ

歌の暖(あった)かい雫の雨を降らすから

寒さなんてすぐに吹き飛ぶから

好きな場所で好きな時に好きなだけ聴いて

喉の続く限り、声の続く限り、想いの続く限り歌い続けるから

だから、聴いて


新しい夜明けが来たの

だから幸せになる頃

笑い合いたい

愛を込めて、きつく抱き締めるよ

この声が届く距離で歌いたいの

私は幸せな歌を心から幸せじゃないと歌えない人だから

けど、あなたがいないと歌えない

あなたに言う「大好きだよ」

繰り返して言うから

夕陽が熱くて、胸に込み上げる苦しさを愛おしむように

自然な感情を震わすような歌を贈るよ


あなたへ届き渡って

私の愛のうた

私の私だけの私なりの歌

心温(あたた)まる、嬉しくなる

胸を震わすような歌を繰り返すから

あなたもあなたもあなたも

愛を描(えが)いて、みんなで一緒に合唱しようよ

あの青空に向かって、大きな声で歌おう


心の羽根を広げて

すべてを受け入れるような歌

あなたの柔らかい場所に降り立つから

手と手を取ってくれますか?

好きな場所で好きなタイミングで好きなだけ

共に歌おう、「愛してる」と、想い続く限り心が続く限り歌うから

だから、歌おう


胸(ここ)には愛があって

暖(あった)かくて

あなたにも以心伝心したいの

それに名前を付けるなら

あなたに贈る愛のうた

どこまでも羽ばたけ、鳥のように

想いのまま、心、自由に

悲しくない涙も悲しみの涙も

どちらでも良いから

泣きたくなったら泣いていいから

あなたの心の静寂(しじま)に届け

あなたに贈るあなただけの歌