恋して虚ろに残響、愛して病に残狂
反響する心音、体が試されるみたいで戸惑う
迷いの森で彷徨うのは私の中の見知らぬ狼に狙われたから
着地点はきっとあなたなのでしょう、それも憶測でしかなかったけれど
居た堪れない、侮れない感情に狂い咲くのはいつの季節?
私の春は咲き誇りますか?、実りますか?
あなたは眼を合わせるだけの、歪な関係
どんな意図があって、そうするのかはあなたの心までは読めない
百鬼夜行に乗って、あなたの心を灯せたら見れたら、闇雲に魂を売ってしまうかもしれない
天泣が空を私を濁すのは感情の羅列が滅茶苦茶になって、恋心を乱すから
那由多の感情の波に押し寄せられて乱れてく、この手の鳴る方へあなたを引き寄せたい
私を見てますか?、気が滅入る
幼気な気持ちと熱を帯びた想いが入り混じっては交差する
相反する感情の成り行きを見届ける冷静さと混濁して落胆するさまはどちらが重い?
自分に問い正しては嫌気が差して、なのにまた問い正す、繰り返しては一周し、また始めに戻る
無限地獄の輪の中で答えの出ない質疑応答
愛するって、好きになるって、どんな感情でどんな香りでどんな熱で伝播するのか
愛おしい日々、狂おしい情、花咲く中心、あなたの吐き出す言葉
小夜曲(セレナーデ)
意図せず堕ちる、世界は多彩に彩られる
他を寄せつけない残花、枯れることを忘れたかのような艶美さ
私の世界が息を吹き返すのは時間の問題で囚われてしまった
深い海のような愛の言葉であなたをこの身に沈めたいと思うのは私の欲でしょうか、それとも愛情なのでしょうか?
耐え切れない、醜い感情に飲み込まれ綺麗な花が咲きそうです
春はもうすぐ訪れますか?、咲きますか?
いつまで経ってもこの関係は変わらない
眼が合っては微笑んでくれるのはそこに感情があるからなのですか?
百鬼夜行に乗って、あなたの心を灯せたら見れたら、闇雲に魂を売ってしまうかもしれない
禁忌だからこそ興味本位で誘惑されてしまうのでしょう、想いは乱れるばかり
あなたとの確かな繋がりが無いから不確かで、この胸は押し潰されるのにそれでも構わない
何を見てますか?、気が滅入る
溜め息混じりのどこにも片付けられない心の声は壁にぶつかる
放物線を綺麗に描くように落ちていく閉じ込めた熱量は何を糧に想いを吹き返す
それでもいいと思う気持ちとそれだけでは嫌だと抗う自分も、この恋を見届ける権利があるから
無限牢獄の檻の中で先の見えない未来永劫
太陽のように愛し、月のように見守る、愚かでも幸せになりたいと願うことは罪ですか
愛おしい日々、狂おしい情、花咲く中心、あなたの吐き出す言葉
下弦の月のアリア
世界の接吻は私に極彩色をくれる