こんにちは
正しい医療を皆さまへ
中医学の奥深さに日々感動しているドクターMです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日はセックスとアンチエイジングに関わる東洋医学的な考え方についてお話します。
「腎は五臓の本である」と黄帝内経という古書には書かれています。
つまり養生(アンチエイジング)には''腎''を養うこと。
''腎''を養うには薬で補うよりも''精気''を保って減らさないことが大事で''腎''に無駄な働きをさせないこと。
''精気''を多く減らした人は、生まれつき盛んだった''元気''も下の方おから少なくなり、五臓の根本である''腎''
が弱くなって、必ず短命に終わってしまいます。
若いうちからセックスをしていると頭が悪くなるという迷信があります。
これにはれっきとした理由があり、
丹田に蓄えられている精は
1.心へ行って血を作る材料となる
2.背骨を上って脳へ行って脳髄の材料となる
3.丹田にとどまり、精液を作る材料となる
10代は脳髄が盛んに作られ、たくさん精を必要としている大切な時期なのですが、
この時期に過度のセックスをすると脳へいく精が減ってしまいます。
これでは思うように脳髄が作れません。また心へ運ばれるべき精の量も減少し血が減るため色々な病気にかかりやすくなってしまいます。早くから精液として精を放出していると、それだけ早くインポテンツになってしまいます。
体が成熟するのは18歳くらいなのでそれ以降が好ましいようです。
心なしか高校時代彼女がいたような人たちはその後あまり大成しなかったような...
頻度については年齢や体質により違いますが、30代は5~7日くらい40代は7~10日くらい
50代は月1~2回くらい。
疲れている時、体調が悪い時は特に避けた方が良いようです。