公文 一年3ヶ月でG教材へ進むまで。 | 公文から算数オリンピックへの挑戦。

公文から算数オリンピックへの挑戦。

どこにでもいる普通の男の子の、ハイスピード公文(年長さんからの一年3ヶ月でG教材)と、
算数オリンピックを目指して過ごす日々の記録をマイペースに綴ります。

公文といえば、繰り返し、繰り返し。
時間を計り、きちんと定着するまで、繰り返す。
100点を取るまで帰れない、同じプリントを何回も繰り返す、宿題が毎日ある、ということで有名?だと思います。

多くの小さな子供にとって、
それは退屈で、苦痛だと思います。
なぜ、同じ問題を何回も繰り返す必要があるのか?その意味が分からないだろうし、次から次に興味が移り変わる年齢ということもあり、飽きもきます。宿題やるより遊びたい、という誘惑もあれば、文字を書くこと自体に体力を使ったり、勉強に時間を割くということが、難しい場合もあると思います。(兄弟の習い事の関係や小さな赤ちゃんにママがかかりきり等…)

いろいろな理由があると思いますが、私の周りで公文を途中で止めたママ達の話しを聞くと、その殆どが、飽きる、繰り返しやることを強いられる、あんなに何百枚もプリントをやれない。 100点取れるまで帰れない、なので時間が読めない。 などと言った理由が殆どでした。
私も確かにそうだなぁと思う面もありましたが、公文を卒業した我が子を通して、私がハッキリと言えることは、『公文をやっていて本当に良かった』ということです。教材に合う、合わないはもちろんあるだろうし、家庭でパパやママがどれだけ宿題に付き合えるか、指導できるかなど、それぞれの事情もあるかと思いますが、それらを抜きにして公文の教材や、指導方針に疑問を持ち、止めようと迷ったり、もし挫けそうになっている方がいたら、もうちょっと頑張ってみたら?と声をかけたいと思います。

その理由として第一にあげるとするなら、計算力が付く、からです。
計算力を持つと、小学校に上がった時に、他の教科に時間を使えたり、子供自身が出来る!という自信を持って授業に臨めると思います。
先の中学受験においても、計算力があると、何かと有利でしょうし、
次男の目標である算数オリンピックに出る際にも、小学三年生までに小学六年生までの計算力があること、
というような目安もあります。
全国難関の灘中受験の目安として、公文教材でいうと、小学三年生までに小学六年生までの計算処理能力があるということが
1つの目安でもある、というのを某塾の講師の方のブログで見かけたこともあります。
このような事からも、もうちょっと頑張って!
と伝えたいです。

そして、もう1つ。
公文は多くの子供たちが、自分1人で教室へ向かうと思います。
ですが私達の場合、次男と私の2人で教室に通っていました。
その理由として、次男曰く『ママ先生、とても分かりやすい!ママが先生がいい』
と言うものでした。 他にも同じように教室に通っているママがいたこともあり、次男がそう言うなら付き合うかぁ! といったノリでした。
なので、私自身も一年3ヶ月という期間、多くの子供たちをなんとな〜く見ていたことになります。(指導はしていません)
そこで、自分なりに子供たちを観察して、いろいろなことを学ばさせて貰いました。
その中で、何故、次男が年長さんからの一年3ヶ月という時間で、高学年のお兄さんやお姉さんと並ぶことが出来たのか。
それは小さな時にどの子も教わった数の数え方 に違いがあったのではないか?
ということをまずはじめに感じました。

次回は数の数え方 について書こうと思います。