ずいぶんと眠ってしまったようだ……
傍らを見ると唐毅の姿が見当たらない
パジャマの上だけ羽織ると寝室から出て
思い付いてベランダに行くと後ろ姿が
そっと近づいて抱きつくと前に回した手を
[どうしたんだ?小飛…まだ夜中だ寝てろ]
そう言いながらも向き合いながらKissを


…後ろ姿を見ていたら切なくなって
そう言えばもうすぐグオドンさんの命日
そして唐毅の両親たちの命日も来月のはず
頰を擦り寄せてお互いの体温を確かめて
唐毅に出逢って自分から好きになって…
最終的には恋人になりそして同居から
入籍をすることは叶う事などあり得ないと
いつまでも…ずっと離れないって強く思う