メキシコの依存症問題から日本の問題に繋がる事。 | 世の中の真実を知った上で良い未来を作るブログ

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いろいろ知った人が未来に不安を抱いていますが、知った上で
自分でより良い未来を作る為に明るい所にも目を向けていこうという
趣旨のブログです。

 

 

今回紹介する話は日本とは全くの

無関係に感じますが、

最後に恐ろしいほど日本に大直結

しますので全日本人に伝えたい

お話です。

ぜひぜひ最後まで読んで動画も

見てくださいね!

 

 

コカ・コーラが世界で1番飲まれる

メキシコのある地域で起こった事。

 

メキシコのチャパス州のチャムラ

という町ではコカ・コーラ依存症が

続発していて住民の35%が糖尿病を

患っています。

 

 

メキシコは世界一コカ・コーラを

消費している国です。

※日本が第4位!!!

 

 

チャムラという町では30年前まで

外部の人間を一切歓迎してなかった

そうです。

 

しかし今は町のあちこちに

コカ・コーラの広告があります。

 

大人から子どもまで、みんな

コーラなどソフトドリンクを

飲んでるそう。

なんと1日平均2~3ℓ!!

 

 

赤ちゃんが固形食を食べられる

ようになり始めたらコーヒーや

コカ・コーラを飲ませるのだとか。

※中学生の我が娘はまだコーラを

「辛い」と言って飲めません。

 

 

水よりコーラが安いからではなく

ただただコーラが好きで飲んでて

ソフトドリンク市場の70%が

コカ・コーラ社だそうです。

 

 

しかもこの地域ではコカ・コーラが

文化・伝統になっていて誰かに

会う時はコカ・コーラを手土産に

するのがマナーになってます。

 

 

 

 
教会での儀式でも伝統的に飲まれてる。
 

 

 

市民は糖分が糖尿病の原因と

なっているという感覚がなくて

糖尿病は「精神的なストレス」から

来る病気だと思ってます。

むしろ良い物だと思ってる。

 

ここではコーラだけでなくスイーツなど

甘い物がそこら中で売っています。

 

ちなみにメキシコのコカ・コーラは

自然の砂糖を使っているので味が

とても美味しいそうです。

 

 

 

町中に溢れるコカ・コーラの宣伝。

スポーツ関連施設など、いろんな所で

コカ・コーラがスポンサーになって

必要な物を提供しているようです。

コカ・コーラの村、みたいな感じ。

 

 

この地域の水事情について。

1970年以降、人口が急増するが

下水システムが不足し水が汚染され

ました。

 

このチャパス州でも環境が汚染され

飲み水は陸路で運ばれており、

飲料水とコカ・コーラはほぼ同じ

値段です。

 

この水不足問題は住民とコカ・コーラの

間で大きな対立があります。

 

 

 

1994年にできたチャパス州にある

コカ・コーラ工場。

ここで1日30万本以上作られてます。


 

 

 

 

1日100万リットル以上の地下水を

抽出するライセンスをコカ・コーラが

保有しています。

 

 

 

 

住民がコカ・コーラから地下水を

取り戻そうと過去にデモなどを

してますが、コカ・コーラや

そのパートナー企業は「(水不足は)

自社に責任は無し」と発言し

水不足の原因はインフラの貧弱・

政府の投資不足・気候変動が問題だ

と主張。

 

2020年に住民かコカ・コーラか

どちらが地下水を抽出できるかの

決議が行われた結果、再び

コカ・コーラにライセンスが

渡りました。

 

 

住民に対しての理解を示す為

コカ・コーラは20万本以上の

植樹を行ったり19個の貯水タンクを

設置しました(それが1日100万ℓの

水に代わるかどうか)

 

 

コカ・コーラが利用してる水は

町で最も質の高い水だけど

この町の住民への給水システムは

汚染された水源が利用されています。

 

 

 

大企業は、その国の政府と手を組む事で

質の高い水源を確保しています。

 

 

住民がコカ・コーラを飲むのは

水が汚染されてるからではなく

広告戦略にやられたから。

 

住民の為に「バスケットコートを

作ってあげる」と言ってそこに

広告を載せたりして、子ども達は

コカ・コーラの広告ばかりを

目にして育ちます。

 

大都市ではいろいろな広告があるけど

このような小さな町にはコカ・コーラの

広告しかありません。

 

 

 

ここの民族の心に沿った広告を

打ち出した結果、大成功。

マーケティングが凄まじい。

 

 

 

コカ・コーラは宗教にも入り込んで

います。

 

神様と話す為にコカ・コーラが必要

だとされたり。

 

この地域では昔からゲップをすると

体から悪い物が出ていくという

信仰があったので炭酸飲料でゲップが

出る事から「神聖な飲み物」とされ

神様へのお供え物にもなってます。

 

 

シャーマンの女性↓


コカ・コーラを使って人々に呪いを

かける魔女がいて、その魔女の呪いが

糖尿病の原因、と話しています。

 

標的にされたらコカ・コーラを

祭壇に置いてお祈りします。

 

 

 

 

2000~2006年まで大統領を

務めたビセンテ元大統領は

1975~1979年までコカ・コーラの

最高経営責任者だった。

 

 

 

 

2014年、メキシコは国民の糖分の

摂取を減らす為にソフトドリンクの

税率を引き上げたけど、状況は

変わりませんでした。

 

image

 

1960~1970年代にガセオサという

炭酸飲料が町に入って来てそれが

美味しくてすぐに人気がでました。

 

その後コカ・コーラが入って来て

マーケティングに成功し町に

大きな影響を与えました。

 

 

コカ・コーラは美味しいから体に

良い物なのだと町の人は思ってます。

 

しかし実際はチャムラの町の人々の

約90%が糖尿などの病気を患ってます。

 

 

 

この地域の人々はシャーマンや

有力者など誰かが何かを信じると

村の人全員がそれを一緒に信じ込み

洗脳されるそうです。

 

コーラが良い、と誰かが信じたら

全員がそれを信じる。



コミュニティの結束が悪い意味で

とても強い。

 

これ、

日本の同調圧力と少し類似してない?

 

 

 

コカ・コーラはその風習を知ってるから

チャムラの人々をターゲットにしたの

だと思う、と住民の一部の人は

仰っています。

 

 

大統領や大企業がチャムラの有力者に

会って色々と接待したりして、住民に

投票してもらったりする、などという

ことがあるそう。

 

 

 

コカ・コーラは「子どもをメイン

ターゲットにした広告を打たない」

という公約をしているが、

 

 

ここでは人口の大部分が子ども

だから子どもがメインターゲットに

なってしまっています。

 

 

(企業は)政策に関与すべきではない。

政策は人々の生活を改善させる為の

ものであって企業が干渉するべき

ではない。

とこの動画の方は仰っています。

 

 

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ここからが重要。

 

ちょっと同じニオイがする

同調圧力大国日本。

 

 

 
日本でマーケティングしたら
こんな感じになりました。
 
日本は世界一の接種率。
 
 
「ワクチン製造工場」で検索して
みてください。
 

 

メキシコの依存症問題は

他人事ではないハズです。

 

 

我々がこのチャムラの方々の

インタビューを聞くと「有り得ん。

おかしいわ」って思いますが、

日本人もひょっとしたら他の国から

「マジかいな?」って思われてる事も

あるかも知れません。

 

 

自分の思考が誰かを儲けさせている

かも知れない、と考え続ける事で

極わずか、抗えるかも知れません。

 

 

 

今日もありがとうございました。