昨年9月にお花の先生に頂いた6連胡蝶蘭。

2月半ばにお花が終了して、2番花に挑戦していましたが、遂に開花いたしました!

 

5月に新芽を確認してから、あっと言う間に2か月で開花いたしました。

1年近くかかると思っていたので、ビックリ!咲いたお花はこちらです。

 

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1つのお花の大きさとしては1番花の8割くらい。先端のお花の大きさが咲いた感じです。

胡蝶蘭に関しては何も知らなかったのですが、ああいう贈答用の胡蝶蘭(6連)って鉢の中で3株のポット苗の蘭が上手く組み込んで鉢にセットして1つの株に見えていて、キレイに玉垂れに咲いているんですね(しかもほぼ同時開花!)

つまり外側の鉢の中は3つのポット苗が入っていて、隙間は発泡スチロールで固定してあって、上に水苔を被せて根元を隠して、一鉢に見えていました。

それを知らずに水をあげると、ポットとポットの隙間の空間に水を入れているだけの事があって、鉢底に水が溜まるばかりか、蘭の根元自体に水が行ってないことがあるんです。初めて知りました・・・。

 

それで今回の2番花にあたって、失敗したこと

 

①蘭の鉢の3株を組み替えてしまった!

 

この鉢内の株の組み方はプロの技なので、一度素人が鉢から取り出して再度組み入れようとすると二度と鉢内にキレイに収まらないのです!

私は株の仕組みを知りたくて、矯正のワイヤーや軸金具も抜いて一度出してしまったら、鉢から葉っぱが汚く飛び出して二度とキレイに収まらないどころか茎が四方八方向いてしまってそのまま飾れなくなりました。

胡蝶蘭の2番花に挑戦する場合、鉢を活かしたかったら出さずにそのままにしておいた方が良いです。

ワイヤーも取らない方が良いです。

 

②玉垂れに花茎を下に向かせようとしてワイヤー矯正をしようとしたら茎が折れた!

 

 柔らかいアスパラのような花芽の新芽が出て来たとき、少しでもっ胡蝶蘭っぽくしようと水平に伸びていく茎を

元のワイヤーに沿わせようとしたら、ポッキリ一本折りました!

その後、養生テープで撒いて復活を目指したのですが、つぼみが膨らんだのに、最後の最後でテープが外れて

折れてしまいました・・・。

矯正するなら、本当に伸びたて直後に少しづつやらないとダメそうです。

つるバラのようにはいきません。

 

という事で、一鉢は花茎が折れ、もう一鉢は花芽が出たと思たものにその後伸びず、葉ばかりが大きくなり・・・

無事に開花に漕ぎつけたのは一鉢でした。

 

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横のワイヤー棒は根に深く絡みついて抜けませんでした。

一応あと手前に2つ蕾が膨らんでいるので、4輪咲きそうです。

垂れないで手前に伸びてますが・・・。

 

茎が長くてバランスが・・・。

もう少し下で切ったらバランスよく咲いた気もしますが、2番花を咲かせる場合は根元から4~5節で切ると書いてあったからねぇ。

 

それにしても、葉っぱはどの鉢も生き生きとツヤツヤ元気です。

この後、残った鉢はどうしよー。

取り合えず、花芽が出なかったものと、茎が折れたものは「開花に至らなかった」という事で、新芽での再生にこのまま挑戦してみようかな?

ちなみに大元はこれです。

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一株に16個花が付いていたようです。

全部で50輪近くも!

やはりプロの技ってスゴイ!