うちの庭には色んな野鳥が来る。水鉢があるので水を飲みによく来るのですが、やはりガーデ二ングをやっているので実のなる庭木やミミズや幼虫・害虫も多いので、そんな虫を食べに色々な鳥がやってきます。

それでも昔に比べたら種類が減ったなーと思いますね。

私が子供の頃はアオジやホオジロがよくいましたが、今は見ることが無くなりました。代わりに昔はいなかったガビチョウ(外来種)が急激に増えています。

ウグイス、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジバトは昔から変わらずなので、このまま居てほしいけど・・・ガビチョウが小さなウグイスやメジロの生息域を侵しているそうなのですごく心配です。

 ところで・・・私が庭に来る鳥で内心見れたらラッキー!と思ているのが、コジュケイです。

写真は借りてきましたが、こんな鳥ですね。100年くらい前に東京都と神奈川県に放鳥されたんですって!紛れもないその時の直系?子孫だと思うとロマンを感じます。

100年以上も経っているので、外来種というよりは、もう住み分けは出来ていますよね。

江戸時代に来たハクビシンが保護対象だったりするのと同じ感じかな??

物凄い大きな声で「チョットコイチョットコイ」と鳴きます。小学生の時に実家の庭で発見した時に、図鑑で見た山鳥と勘違いして大興奮した思い出があります(笑)

結構大きくて、鳩より少し大きくて、ウズラくらいのイメージかな??ニワトリみたいにあまり飛ばないで歩いたり走ったりして枝や木の上には飛んで乗る感じです。鳴き声はよく聞くけど、滅多に姿は見られないのです

夏の霧深い朝早く(5時くらい)、庭から「コッコっコっ」とニワトリみたいな声が聞こえてくるので、そーっと窓からのぞくとコジュケイが地面をつついて虫(たぶんミミズ)を食べています。ラッキーな時はツガイの2匹にヒナが4匹とか小さな群れで見られるんです。

夕方の5時くらいに出てくる時もあります。確認のため時計を見ると朝も夕もいつも5時なのは何故だろう・・・(笑)

でもすごく臆病なので少しでも物音がしたり、私の気配(家の中なのに・・・)が知られるとパーッと走って逃げて行ってしまいます。

物凄く臆病なので、とにかく見るのが大変!

たまに見張り番の雄がいて、群れの皆が一心に庭の土を突いているときに、見張りの雄は物干し竿の上や少し高い岩の上に乗って、胸を張って見張りをしています。たまにその雄が危険を察知すると(私がカーテンを開けたのがバレたりした時(笑))、危険察知の声をあげて、また一目散に縦列になった群れが走って逃げていきます・・・。

そんな見るのも大変な臆病コジュケイなのに!先日ビックリ体験をしました。

 夕方5時に(また5時(笑))、庭に出て花の写真を撮っていました。

中腰で地面の花の写真を撮っていたら・・・バッサーっという大きめの鳥の羽ばたき音が聞こえて、突然それが私の頭上すぐそばで聞こえました。

次の瞬間、鳥が私の頭の横をかすり、「何?!」と思った瞬間に背後から背中を思いっきり蹴られました!

そして、スタっ!と着地した鳥はまさかのコジュケイ!私を一瞥すると襲った鳥とは思えない臆病な感じで(笑)いつものニワトリ走りでタタタタっと小走りで逃げ去りました。

私一人しかいない庭で不意打ちで背中を蹴られたので、私は軽く前にツンのめり、そのビックリした反動で思いっきり自分で自分の舌を噛んじゃったのです(涙)。舌が痛い・・・。

色々調べたら、雄のコジュケイはキジと同じで足の後ろに蹴り爪があるんですって!

なので、明らかに前を見ていなくて私に衝突した(笑)とかではなく、攻撃対象だったわけで・・・。

ここで不思議なのが、あれだけ臆病なコジュケイがなぜ写真を撮っているだけの動きのない私に攻撃してきたのか???

5月は繁殖期なので、

①他の雄と私を間違えた??

②ヒナが近くにいた??巣が側にある?

が考えられるのですが、②は写真を撮っていたのがお花の植え込みなので平面なのでそれは無いので・・・。

私が雄のコジュケイや他の鳥に見えた??

その時の服装は、庭仕事用のネイビーのニットにヘアスタイルはポニーテールの一本結びでした。

頭のポニーテールの部分が鳥の後ろ姿(カラスとか)に見えたか??

もしくは先日TVで解剖学者 養老先生が「鳥の目は人間の3原色とは違って4原色だから、人間には一生分からない色の展開が拡がっている」と話されていたので、ネイビーのニットが物凄い色に鳥には見えているとか??

 ここで思いあたる事が一つ・・・

同じようなことが前に一度あって・・・。

この時も庭の木の側に立って、ボーッと花を見ていたら、背後から鳥の羽ばたきが急接近して、その時も「何??」と振り向いた瞬間

目の前20センチにホバリングするキジバトがいました(笑)

キジバトは私が庭仕事をしている時によく遊びにくるので、私の顔は認識していると思われます。

それで攻撃対象が振り向いた瞬間よく知る私の顔だったので鳩の方もビックリしたみたいで、私の顔の前で急ブレーキ!

ホバリングして(笑)急旋回、慌てて飛び去ろうとした目の前は家の窓で・・・家の窓にぶつかってから(そこまで激突では無いですよ)慌てて飛び去りました・・・。

その時の鳩の顔!まさに「鳩が豆鉄砲をくらった顔」である事を初めて私は目撃しましたよ(笑)

で、この時は私が立っていた側の木に鳩が巣を作っていたんです。

その事が後から分かったので納得だったのですが、その時に私が来ていた服が、同じネイビーのニットだった!しかもヘアスタイルもポニーテ‐ルの一本結び!(スミマセン。庭仕事の時の定番スタイルなんで・・・(笑))

もしかしたら、この服装とヘアスタイルの後ろ姿に何か秘密があるのかもしれないです。

どちらにしろ、私は鳥が大好きなので、野鳥に蹴られようが私の鳥愛は変わりません。

また、この体験は私が調べた限り「コジュケイに体当たりされた人間」はいませんでしたので、ハイキングでコジュケイ襲ってくるかも!?なんて心配は無用です。とにかく臆病な鳥で滅多に人間の前には姿を現さない鳥です。かなり珍しい体験だと思います。

この体験の不思議はちょっと自分なりに研究してみようと思います(笑)