過去のバラブログを読んでみたら、２年で庭のバラもずいぶん変化しました。
ノーラベルの木立性のピンクのバラは２株とも弱って花が咲かないどころか、新芽も弱々しい枝しか出ず、葉っぱもほとんどありません。もう挿し木をするどころでもない瀕死の状態なので、どうしよう・・・（涙）
そして問題のバラ「アメティスト」！！(笑)
あの後、ランブラーローズ特有の株の暴れっぷりが収集付かなくなり、怒ってフェンスから撤去しました。
もう撤去作業は私の細腕！？では大変でした。
たった３年くらいで根の張りっぷりと強健なシュートが暴れまくって
ほぼ「枯れても仕方ない！」状況で根も切って枝も切って撤去し、
鉢に戻しました。鉢に戻すにも膨大な根っこが邪魔して１０号鉢でも収まらない！
怒った私は適当に土も大して入れずに鉢に詰め込み、はや２年・・・。
それでも今年は鉢から咲きました！
咲き進むと薄いアメティスト色になります・・・。
やっぱりこう見ると・・・キレイかも・・・(笑)
それにしても、2年間肥料無し、殺虫剤無し、日当たり悪い
条件でしたが、かなりの強健種です。
地植えにしたら、また大変な事になるので、このまま鉢植えで育てようかとも思うのですが・・・。
以前にも書きましたが、このつるバラ「アメティスト」は本当に情報の少ない品種です。
調べても、このネットのご時世なのに大した情報も出てきません。
バラ福袋に入っていて、たまたま手に入れたバラなので、私自身も初めて知った種類でした。
私見ですが
良いところ
・とにかく強健で株を育てる手間はかかりません。
薬剤不要。
・トゲも少ないのはキングローズに似ているかも
・キレイなピンクがかった濃い紫から薄い紫に咲き進みます。
・花は小さく房咲きで咲いているときはキレイです（当たり前！）
・まぁ、アメティスト色は魅力。
でも株の強健さと成長スピードを考えると、花は少し地味かな・・・。
・葉っぱの量が多いのでフェンスの目隠しには良いかも。
・葉っぱの形や質感もちょっと他のバラとは違いますね。
細長い葉っぱで柔らかいのに虫の被害は少ないです。
ダメなところ
・とにかく強健すぎてシュートや枝が素人では手に負えない！
（ランブラーローズってスゴイですね・・・。）
狭い空間に植えると、後々の世話が本当に大変なことになります。
・花が散るのが他の一季咲きのバラに比べて早い気がします・・・。花持ちが悪いです。
房咲きで早くに散りかけると、茶色くチリヂりの汚い姿が
花を楽しむ間もなくすぐにやってくるイメージ。
一季咲きで花が散るのが特に早いのは致命的！
しかも一気に咲いて、一気にすぐに枯れて散る・・・。
本当に１年世話して、花が楽しめるのは１０日くらいです。
でもでも久しぶりに見たら、キングローズとはまた違ってキレイですね。
実はアメティスト事件の後に我が家では
・パフビューティー
・つるアイスバーグ（もはや我が家のナンバー2）
・ナエマ
が新しく加わりました。
かつてアメティストが植えてあったフェンスにはナエマを、その並びにパフビューティーとピエールを植えたのですが・・・。
噂通り、ナエマはフェンスには向かなかった・・・。
とにかく誘引で枝を倒しても、新芽がグングン伸びて、高い位置で
花が咲くので、咲いている花が通りからは全く見えない。
見上げたら気が付く感じ。ろくろっ首ナエマってよく言いますけど、まさにそんな感じですね(笑)
バラ園でナエマを見た時に、鉢で木立仕様に仕立ててキレイに咲かせていたので、つるに拘らないで育てた方が良さそうですね。
花は本当に文句ない！香りもパーフェクト！なのにね。
とにかく高い位置で木に紛れて咲いていたので、もったいなくて切り花に出来ない私でも、さすがに切り花にして飾りました。
本当にうっとりする香り！ピエールドゥロンサールも感動の出来の
バラですが、これは色と言い形と言い、本当に「エレガント」って言葉がぴったりのバラです。
そして、同じフェンスにパフビューティーとピエールドゥロンサール
も植えたのですが、これもまた陽当たりは良いのに弱々しい・・・。
どちらもひ弱な苗だったので、鉢で育ててから植えましたが、
パフビューティーも今年はお花は今のところ、まだ1輪。弱々しいシュートが一本だけです。
ピエールもシュートも枝も伸びませんが、少し蕾が出てきました。
５輪位咲くかも・・・。
と、とてもつるバラとは思えない出来です。。トホホ
取り合えず、お花が終わったら、アメティストを元のフェンスに戻す。ナエマは鉢上げ。にしようと思います。
でもアメティストを戻したら、爆発して、今植えてあるパフビューティーとピーエールの部分にまで覆ってしまうからそれもねー。
通路沿いのフェンスに素敵につるバラを仕立てているお家、本当に尊敬です！
鉢のアイスバーグが咲きだしました。
「アイスバーグ」と「つるアイスバーグ」、やはり花の質感がちょっと違うなーと思いました。
向かって左がアイスバーグ、右が つるアイスバーグ
木立性の方が花が繊細です。花弁の質感もつるより薄くて儚い感じがします。
あと茎が細いのでほとんどが少し下を向いて咲きますね。
鉢植えアイスバーグもあっと言う間に虫の餌食（こちらはチュウレンジハバチの幼虫）と黒星病で葉っぱが7割丸坊主
状態にまでなってしまいました（涙）